2020年9月21日月曜日

「長生きはお恵み」と言われても、ツライ。キツイ。気力と感謝でゴォ

「あなた」と呼べば、「あなた」と答える。山の『こだま』の嬉しさよ。「あなた」「なァんだい」。空は、青空、2人は、若い。「あれから40年」。きみまろ弁に変えたら、どうなるか。「おマエ、お茶」と呼べば、「イソガシイのよ」と答える。部屋の『こだま』の悲しさよ。(もう、これから先は、書けないよ。ムリだね)

★今朝、ミサの始めに、「今日は、聖マタイ使徒福音記者の主日です。また敬老の日になっている。旧約聖書によれば、長生きはお恵みです」と司祭の報告があった。長生きしている老人に何を説くか、これは難しい。ヒト・クセ、フタ・クセ、なければ生きられない。介護の詰所に、トマが書いた字が貼られた。「あなたの人生、すばらしい」。肯定し、受け止めようじゃないか。「喜びも涙も、こころの宝」。そりゃ、人生、いろいろ有るさ。乗り越えてこそ、今が、ある。

★昼食は、「ちゃんぽん」だった。写真が、長崎ちゃんぽんです。たこ焼きも付いていた。ミカンも、そろそろ出て来るね。老人は「最近、食が細くなった」と、ズバリ言われると、ちょっと気になる。食べない事から人間は老いて行くのです。しっかり食べよう。★もう1つ、あるね。老人になると、よく「ものが、無くなる」との声を聞く。自分が忘れたのか、勘違いか。「小崎さんも、ありますか?」と問う者がいた。「ありますよ。母から貰った形見の、大切なものを失くした」「そんな時、小崎さんは、どうしますか?」「探しても、見つからなければ、あきらめるね。だいたい、『もの』は、いつか無くなるし、壊れてしまうと思っている。どこかに有るんだろうけど、縁が無かったんだね。こだわらないよ」。実は、失ったのは、母の形見の「ロザリオ」貴重な遺品だった。今は代わりの木製のロザリオを使っている。
★「ドロ靴は、気にならん。ピカ、ピカの靴。少しでも、よごれると、気になる。よごしたくない。それが、ニンゲンの、こころ、や」

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年9月23日 1:20

    この日記が投稿される前の夜、
    どういう繋がりか、聖なる知らせか、
    ワサお母様のロザリオについて思い、
    祈りをもって休みました。

    丁度良い時にロザリオはまた表れて、
    トマさんに再会の喜びをもたらすことでしょう。
    消えていなくなる訳がありません。

    きみまろ弁考察は、愉快に学び取りました。

    確かに、暮らし・生活の重さがない二人には、
    「あなた」「なぁに」で済んでいるのでしょうし、
    時の流れだけでなく、生活の蓄積によって、
    呼び方が「おまえ」に、さらには「お茶」と
    体言止めになっている以上、
    反応も見合ったものになるのでしょう。

    生活の場で、互いの尊厳を大切に暮らし続ける
    のには、まずは自分自身が意識をもって
    いないと、と実感します。崩れがち、
    おろそかになりがちなところです。

    雑多な暮らしのあれこれの中にあっても、
    ピカピカの心を汚さない努めが
    科せられているとわかります。

    ついつい流されるのも人間です。
    “大切”の心で、どういうはたらきをするか、
    振り返り、行動に落とし込んで進みます。

    「あなたの人生すばらしい」の言葉を素直に
    受けて、自分を赦して立つためにも、まずは
    今日のヨゴレは今日のうちに。ですね。

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