「わたしは、オーストラリア人です。歳は、43歳。大学の博士研究員をしています。お話をお伺いするため,来ました。よろしくお願いします」。1週間ほど前に、電話があった、その人が、ホームへやって来た。長崎は、冬といえども寒いのに、上着を脱げば、シャツ1枚。日本語は、上手で、会話にさしつかえは、ない。
★訪ねられた当方は、まず知りたいのは、なんで、どこから、小崎の名前を知っているのか。それが興味の始まりです。紹介してくれた女性の名前を言ったが、わたしの知らない人だった。
★16歳のとき、日本へ来て、それから何度も来ている。四国の公立の中学校で、英語の教師をした経験もある。オーストラリアの大学では、地歴のほか、日本語も教えている。
★博士論文のために、もう、3回、日本へ来た。テーマは、長崎です。興味のきっかけは、自分もキリスト信者で、長崎に、キリシタンの歴史があって、殉教、迫害に耐えて、更に戦争で原爆の受難をうけた。「原爆前と、あとのカトリックの記憶です」。彼が言った3つの言葉。「十字架」「マリア」「浦上天主堂」。それに就いて聞きたい。大きなテーマだよ。せっかく来た研究者だから、知っている限り、応対した。彼は、満足して、帰ったよ。
こういう出来事は、うれしいですね。
返信削除きっと神様からの、誕生日プレゼントです。