2016年2月10日水曜日

四旬節が始まる。アタマに灰を。汝は、チリなれば・・・

朝の太陽です。きれいな陽が登る。自室から見た太陽ですが、季節によって、真ん中の電柱から、右に登ったり、左に上ったりします。いい場所に住んでいますよ。
★いつものように、朝、6時のミサで祈った。灰の水曜日ということで、アタマに灰をかけてもらった。四旬節が始まるのです。復活祭までつづきます。司祭は唱えます。「あなたは、チリであり、チリに帰って行くのです。悔い改めて、福音を信じなさい」。自分自身の善くない傾きや、罪からの悔い改めを自覚する季節です。
★10時。こんどは、ホームの行事として、月に1度、礼拝の日があります。きょうが、その日に当たっていた。園長神父さんが捧げるミサに、ホームの人が祈ります。車椅子の人も、信者でない人も、自由に参加ができる。強制はされない。自由に祈る。修道服を着ました。車椅子の人が、10人ほど、あとは、20数人が祈りました。「人間とは何ですか」。考えますよ。「汝は、チリなれば、チリに帰るべし」。ほんとうに、実感として、その気持ちを味わいました。
★車椅子の年配の女性が、ご聖体を受ける。女性の職員が、水を少し含ませる。もう何十年も拝領してきたご聖体を、敬虔な顔で、受ける。ジーッと見ていると、胸が熱くなるんですね。「ジンセイは、すべてチリに帰る。神さまに戻って行く。ふさわしい人にならなければ、帰れない。「悔い改めなさい」とは、そういうことでしょう。「自分が変わらなければ、神さまには戻れない」。

1 件のコメント:

  1. 私は沢山の輸血を受けさせていただき、生かされています。今日は、その輸血を受けながら、ベッドで、灰の水曜日の事を、ある信徒の方にメールしました。それは、自分が黙想して、思いながら・・・素晴らしい言葉ですね。「チリから生まれて、ちりかえる・・だから、回心して福音・・神様の愛に帰ってきなさいと」天国にお帰りなさいと・・私は考えながら・・殉教者の、喜んで御国へ帰る姿。西坂で喜びを頂きました。トマさんのDVD,感謝して見せていただき、多くの方にもお見せしてまいります。

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