いま、長崎では、サザンカ(山茶花)が、あちこちに咲いています。オバマ温泉へ行く途中で、仲間の修道士のお見舞いに、寄った。いつぞや、ブログにも書いて、お祈りを求めた修道士さんです。2階の病室へ上がり、看護師・詰所のすぐ前の、個室に名前があった。自由に入れるように、扉がない。彼は眠っていた。点滴が、2本。彼は口をあけて、自力で呼吸し、目は閉じて、体は動かない。頬が落ちて、「ああ、痩せたなあ」「がんばっているなあ」の感じ。人は意識がなくなっても、言葉は聞こえると、聞いたことがある。彼の顔に口を近づけて、大きな声で、呼びかけた。「〇〇さん、トマだよ。トマが来たよ。〇〇さん」。すると、彼の両目の、マツゲが、ピクピクと大きく動くではないか。「ああ、やっぱり、わかっている」「〇〇さん、お祈りしているからね。神さま、愛しているよ」。ピクピク、反応する。確かな、証拠だ。声は出ないが、「わかった、わかった」と言うように、マツゲは微妙に動いていた。「こんなことって、あるんだな」。ニンゲン、誰でも、このような道を辿る。厳粛な雰囲気を感じた。お見舞いに寄って、よかったなあ、と彼のために祈って、病室を去った。
今冬は小崎さんがお元気なので本当に嬉しいです。
返信削除これからもお元気でシスターのお墓参りや
修道士様方のお見舞いが出来ますように。
○○修道士様の為にロザリオの祈り捧げさせて頂きます。