2018年12月3日月曜日

日本に初めて宣教した聖ザビエルの祝日。聖ミカエルにも関係あり

「日本宣教の保護者・聖フランシスコ・ザビエル司祭の祝日」です。ホームには資料になるものが無く、聖ザビエルの写真はない。せめて平戸の教会の絵ハガキはないか、と探したが、これも無い。それで載せたのが自著「西九州キリシタンの旅」です。これで、カンベンしてください。
★ザビエルは「1549年」、鹿児島に上陸した。この年代は良く覚えている。400年が経った1949年、長崎で、聖ザビエル渡来400年祭が盛大に行なわれた。高校生でした。聖ザビエルの右腕が来日して、日本巡回の旅をつづけた。私もその聖腕を拝した。戦争が終わって4年です。キリスト教は戦時中、禁教でした。しかし今、自由になって、進駐軍のアメリカ兵にもキリスト信者が沢山いて、「キリスト」さま、さまで、教会に多くの人が押し寄せた。本当に、聖ザビエルの腕には、ビックリしました。
★ザビエルは、鹿児島で、島津の殿様から初めて布教を許されたのが、教会では「大天使聖ミカエル」の祝日に当たっていた。ザビエルが生まれたスペイン、当時はナバル国のザビエル城も大天使聖ミカエルに捧げられていた。そこでザビエルは、日本にキリスト教が広まるように、聖ミカエルに祈り、布教の保護者に定めた。聖ザビエルと平戸の宣教は「西九州キリシタンの旅」に詳しく書いてあるので、読んでみてください。
★平戸の教会には、よく巡礼しました。聖ザビエル宣教の記念聖堂です。鹿児島から平戸に宣教しました。大天使聖ミカエルに捧げられている。正面祭壇に、聖ミカエルのご像がある。巡礼したとき、ミサの後で、主任司祭に挨拶すると、神父さんは、こう言った。「平戸の人びとは、聖人ザビエルの後ろ姿に引かれて、キリシタンになった」。よく「おやじの背中」というが、「聖人の背中は、どんなだったろう」と、90歳の修道士は思う。

1 件のコメント:

  1. うちの猫の名前は「ミカエル」です。毛色はいなくなったライムンド君と同じ白い部分のあるキャラメル色です。信者でもない方に猫の名を告げると「ミカエル!大天使ミカエルですか!これは大変な名前ですね」と驚かれました(笑)。

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