2016年11月22日火曜日

ロザリオを唱えつつ、故人の修道士さんを想う

クペさん。3ヶ月前に、私の部屋を訪ねてくれた修道士さんです。85歳。修道名が、「クペルチノ」だったので、普通に、「クペさん」とお呼びして、親しんでいた。「トマさん、ゲンキ、か」「一枚、写真、撮るからね」と、写したのが、これです。
★いま、ホームの祈り、教会でロザリオを、十数人が集って、このところ毎日、クペ修道士さんのためお祈りしています。
★日記に、先週の木曜日に、同じ町内の医院に入院中のクペさんを見舞いに行って、次の日、金曜日、朝に神に召されたことを書いた。急激な出来事で、今もなお、近くに居られる感じです。
★土曜日がお通夜で、日曜日が葬儀でした。月、火、と日にちは過ぎた。配られた追悼カードによれば、入会して、長崎の聖母の騎士で誓願を立てて、10年ほど、そこに居たが、施設がある山の修道院に転任になった。それから50年近く働きつづけた。
★きょう、私がロザリオを唱えながら、思い出したのは、クペさんは、五島の海辺で生まれ、育った人だった。それが、山で働くようになる。そして思い出すのが、クペさんのお母さんです。30数年前、海辺のお宅へお母さんを訪ねて行った。働き盛りのご主人を亡くされ、10人の子どもが残された。クペさんは聖母の騎士に入って、修道士となる。兄弟姉妹も、3人が司祭に、2人がシスターに、それぞれ召し出しを感じて、家を離れた。働くお母さんが、すごかった。
★「母さんだって、キバルぞ。子どもを捧げたからにゃ、自分も捧げる人に、ならんと、いかん。捧げた甲斐の、なか。いつもお前たちのため、祈っとるぞ」
★クペさん、いま、天国で、ご両親と、2人の司祭に、神さまの喜びの中で、出会っているでしょう。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2016年11月24日 16:16

    クペルチノ修道士様の為に
    お祈りさせて頂きます。

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