修道会のなかで、一番の親友が、ペトロ・イシトーク神父さんです。昨日、長崎の聖コルベ館に着いたとき、玄関で、待っていたかのように、真っ先に出会ったのが、この背の低いペトロ神父さんでした。「やーァ、ペトロ・・・なつかしい」「おゲンキ、トマさん」。2人は抱き合って、喜び合った。
★背丈が、いっしょ、というのが、いいね。歳は違うけど、心もいっしょ、だよ。7年前の秋に、突然、ルーマニアからやってきた。あのときは、本当に、ビックリしたな。「オレと、同んなじだ。かわいい神父や、な」
★ニッポンはどういう国か、見に来たのだった。そのときから、仲良くなった。次の年の秋にも、また、やってきた。デジカメをプレゼントして、和食をごちそうした。心の優しい、えんりょがちな神父さんだった。
★1年置いて、3度目に来日。本人は日本で働きたいと、修道会の管区本部にお世話になった。先ずは、日本語の勉強から始まる。これが、なかなか進まず、まだ、まだ、ボチ、ボチ、らしい。
★日本語をしゃべらなくても、ボクたち、2人一緒に居るだけで、心がなごみます。私が聖コルベ館に居た2年前まで、私は手描きの色紙を描いて、そこから得たお金を郵便局からユーロに変えて、ルーマニアのペトロ神父さまの弟や妹の家族に何度か送金して、喜ばれたご縁もある。ますます神父さんとの仲が良くなっている。
★私の唯一の望みは、ペトロ神父さんと2人で、ルーマニアの教会を巡礼することだった。ボクと2人で並んで歩く姿を、ルーマニア人に見せたかったのです。望みが叶わず、残念です。
★ペトロよ。コマカク(小さく)ても、がんばろうよ。「人は、目で、見る。神は、心で、見る」。カラダは、小さくても、生きる価値の問題だ。規格外でも、愛のある、優しい表現で、すばらしい活躍をするならば、リッパじゃ、ないか。
★「他人と比べるな。自分らしく、生きよ。それで足れ」
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