昨日、来られた洽子(KoKo・こうこ)さん。最初に出会った日の写真が見つかった。2013年7月1日とある。3年前の聖コルベ館での出会いです。振り返ってみよう
★この日、こう子さん(写真・左)は友人と、長崎の聖母の騎士の門まで、タクシーで来た。急な階段と坂道を仰いで、「これでは、とても、ムリ。足も痛いし、この次にしよう」と、タクシーのなかで待っことにして、親友だけが、「騎士社に用件がある」と登った。
★親友がそのままタクシーに戻って去ったら、おそらく出会いはなかったであろう。親友が、聖コルベ館に寄ったので、「車は、ここまで登れます」と聞いて、タクシーは上へ登ってきた。出会いは、ふしぎなご縁だと思う。
★こう子さんが、聖コルベ館に入って、真っ先に言われたのは、「お肌、ツルツル。シワもない。いい顔している」だった。こう子さんとアメリカ人のご主人はキリスト信者。「自分の家に、メキシコからの出稼ぎのカトリック信者がきて、祈りと聖書の勉強をつづけている。主人が、平和の道具になれますようにと、聖フランシスコの祈りを歌います」
★アメリカ・テキサスからメールがきた。「1人、1人の存在の意味を考え、神さまに感謝します。信仰は、愛の人生に生きることですね」
★そして、次の年の4月、25年勤めているお手伝いさん、メキシコ人のエスペランザさんを連れてきた。こう子さんは、5、6度、聖コルベ館に来て、おかげで熱心なカトリック信者のエスペランザさんは様ざまな長崎の信仰の体験をして、特に、聖母の騎士のルルドで祈り、掃除をするのを好んだ。エスペランザさんは言い残した。「聖母の騎士の門から階段を数えると、ルルドまで、434歩あった」。それを聞いて、修道士たちは大笑いしたのだった。
★こう子さんは、昨日、言った。「エスペランザさんは、今では、長崎の信仰の熱心な語り部です。トマさんのこと、白浜さんのこと、忘れない」
あの時、白浜さんに 外海町に連れて行っていただきました。エスペランザさんは 海を初めて見ましたと言ってました。あれから 英語版訳の 遠藤周作氏の "沈黙" と "侍" を自分の息子達と一緒に読み、聖コルベ神父様の 御生涯を学び、自分の教会で 何度も お話ししていました。彼女の祈りをとうして 私は 神様の 恵みを何度も頂きました。又 日本に何か災害があれば、日本の信者の方々、長崎の皆様の為 必ず 祈っています。信仰は 一つと 彼女の祈りの言葉です。
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