修道士の橋口達夫さん。いい顔、している。今年の2月、修道会・4地区の集まりの時に写した。自分でも、よく撮れたな、と思っている。
★橋口修道士さんは、ホームの隣、湯江修道院に居る。3月20日が誕生日だった。昭和8年の生まれ。87歳。
★17歳のとき、造船所で働いていた。養護施設「騎士園」の子供たちを見て、修道士を志願した。この道に入って、70年。アタマはヒカリ輝いているよ。修道士の道は苦労が多いからね。
★聖母の騎士に入会した時、畑の作業や、炊事場で働いた。炊事場の主任が、ポーランド人のカシアノ修道士。橋口さんは、カシアノさんから愛された。「修道服を着る時は、修道士の霊名を、『ヨゼフ』と付けなさい」。カシアノさんの勧めだ。カシアノさんは、聖ヨゼフの特別に熱心な信心者だった。着衣式のとき、ヨゼフ橋口となる。以来、「ヨゼフさん」「ヨゼフさん」と、皆さんから慕われてきた。
★東京の修道院や、愛知県春日井の修道院でも活躍する。長崎へ帰ってからは、養護施設や、ホーム聖フランシスコ園でも事務長として長年、働いた。施設で育った子供たちが、今でも慕って、ヨゼフさんを支えている。人気が、あるんだな。
★修道士は、神父さんと違って、一歩、引いた身分になっている。それでも、ヨゼフさんには、修道経験が豊かであり、人情味がある。外部の人から信頼され、ヨゼフさん自身も世話好きである。
★9年前になる。長崎・聖母の騎士で写した3人の修道士。左が、ヨゼフ橋口さん、真ん中の修道士は、この後、ホーム聖フランシスコ園に入った。入る前の記念写真です。彼は、トマ(右)が、ホームに入る前に、ホームで逝かれた。先輩になる。
★仲のよい3人の修道士だった。一時は、聖母の騎士には、多くの修道士が居て、にぎやかな時代もあった。あの頃が、なつかしい。もう、ああいう時代は来ないだろうな。ヨゼフ修道士さんとの思い出も、多々ある。施設では、子供を交えて、苦労も沢山、あったし、ね。
★ヨゼフさんの言葉は身にしみる。「子供は、きびしく、やさしく、あたたかく、これを、混ぜ、合わせる」
★19日は、ヨゼフさんの修道名の「聖ヨセフの祭日」。20日が、彼の誕生日。ふしぎなモンだね。聖ヨセフの祭日は、ヨゼフ橋口修道士さんのため、お祈りは、したが、きょう・日曜日の夕食は、湯江修道院と、ホームの修道者が集まって、ヨゼフさんの修道名のお祝いをするそうです。
ヨゼフ橋口達夫修道士様の写真本当にいいお顔です。
返信削除お優しさが伝わって来ます。
私も友人達も助けて頂き感謝しております。
それにしてもお若い!
これからも益々お元気でありますようお祈りしております。