2018年9月4日火曜日

歳に負けるな。もっとアタマを鍛えるべし、の教訓

毎日、朝は4時30分に起きる。身支度を整えて、5時10分に自室のカギを閉めて教会へ歩き出す。起きて、出る間の40分。夢のつづきか、ふと脳裏に、時々閃く言葉がある。今朝は、こういうのが浮かんだ。すぐメモを取った。「老人にとって、過去の出来事は、すべて人生の宝。失敗も、行き過ぎも、拍手も、成功も、すべて我がひとりの痕跡。誰のものでも、ない。我が人生」
★午前10時から、月に1度の、女性の師匠さんが来られて、書道があった。「白露(しろ・つゆ)」「一以貫之(イチを以って・これを貫く)」「公正無私(こうせい・無私=公に正しく私事が無いこと)」「奇跡(きせき)」。この4つを2枚づつ書いた。もちろん、十数枚の朱書きの手本から、自分で言葉を選んで書いた。ここまでは、いいんです。
★1時間半後、昼食の時間になった。15分ほど前から、食堂の前のソファーに皆さんが徐々に集ってくる。食べるのが楽しみですからね。私も仲間に入ります。その待つ時間、思ったね。「きょう、書道で、何という字を書いたのだろう?」。1時間半後だよ。アタマの回転がいい時は、そりゃ忘れませんよ。90歳の回転は、どうだろう?「奇跡」。これは思い出した。奇跡って、よく使うからね。「一以貫之」も思い出した。ザンネン。後が出て来ない。ああ、哀れなるかな。「無」だけは書いたのを思い出した。その前後に何があったのか。墨字が浮かばない。無念なり。
★きょうは書道をきっかけに、もっとアタマを鍛えなければ、イカンぞ、と思った次第です。