2018年6月20日水曜日

診察日。雨の中を長崎へ。帰りの会話に、ギョギョ


定期の診察日。長崎市へ。雨が激しい日になった。梅雨前線の刺激であろう。この日の朝食は、いつも修道院でお世話になる。ホームの朝食は、8時15分からです。8時には、高原修道士さんの運転で、出発します。「朝食後のクスリを飲むのを忘れないように」と看護師さんから念を押される。湯江修道院のヨゼフ橋口修道士さんも一緒だった。降りしきる雨の中を車は走る。1時間程で、ヨゼフ・クリニックへ着いた。雨の影響か、待合室に患者さんは3,4人がいた。早々と、先ず「橋口ブラザー」と先生の大きな声で呼ばれる。橋口修道士の診察は、余談が多いと自慢する。次に、私の名前と「ブラザー」と声がかかる。診察室の壁には「聖ヨゼフ」の聖絵。コルベ神父がポーランドから持参した由緒ある聖絵で、高木先生が開院のときに贈った。今も掲げられている。クリニックは聖ヨゼフと幼いイエスに見守られている。患者も安心です。「心電図を撮りましょう」と先生。大学医学部で心臓外科専門の先生だった。お任せすれば、心臓に心配はない。「ブラザー、心臓は上等だよ」「不整脈はないですか」「大丈夫だね」。私の後で、「高原ブラザー」が呼ばれた。
★診察は早めに終わった。橋口修道士さんは用件で別行動になった。高原さんと2人、車は雨の中を走る。行きの気持ちは重いが、帰りはホッと楽になる。2人の会話もはずむ。信仰の話も出る。洗礼の話になった。「洗礼を受ける人が少ないね」「家族や、宗教の違いもあるからね」「でも進んで働きかけないと、効果は出ない」「信頼されることが必要だね」「洗礼、センレイ」と話ていると、横にトラックが追い抜き、雨にぬれたガラス窓の向こうに、なんと、トラックに「センレイ」と書いているではないか。「オイ、見ろ。センレイ、だぞ」。あたかも洗礼を勧めるかのように、タイミングよくトラックに文字が現われようとはーーしばらく「センレイ・トラック」と並んで走った。その不思議さに、2人は車の中で大笑いした次第でした。

2 件のコメント:

  1. ナイスなタイミングですね!小崎様 、橋口様
    高原様 いつまでも健康でおられますように
    いつもありがとうございます。

    返信削除
  2. トマさ〜ん 病院の帰りはホッとしますね〜
    私も 息子も大学病院へ通っているので 前日から気分はブルーです(;_;)大学病院への定期検診は慣れませ(;_;)
    洗礼・・ココナが先に受けると思います。
    息子たちは 聖母の騎士高校へ合格出来て カトリックについて授業を受けてからの洗礼になると思います(^^)本河内教会にチョコチョコ一緒にいく様になった息子たちです(^^)

    返信削除