昨日、自室のテラスから見た夕暮れです。湯江教会のアンゼラスの鐘の塔が、すぐ前にある。左は教会の屋根。右はホームの建物、緑は「非常灯」。向こうに赤く焼けているのは諫早平野です。こういう部屋に暮らしております。
★昨日は「傾聴ボランティア」の女性が来られた。女性は聴くだけ。今年の3月から初めて、月に1度、1回は台風のため休んだので、9回つづけて来られた。こちらは、しゃべるだけ。1時間が過ぎる程、語ります。ホームで、こんなに長時間、語るのは、この時だけでしょう。女性は時折、私の言葉を繰り返します。バスを2回も乗り継いで、無料で、よくぞ来られる。感心すると共に、この日を待っている自分と、「さよなら」した後は、肩の荷が軽くなるのを感じます。ありがたいことです。
★語る内容は、毎度、同じでしょう。①ホームに入居した当時は、心的に動揺があった。退屈で、無気力。今は生活にも慣れて、落ち着いてきた。変わりなく日々を迎えるのが幸せです。②周りの人と摩擦が無いように気をつける。挨拶が大事です。③時折、新聞に掲載される「ホーム介護のよし、あし」。切り抜いて、参考にする。「施設は清潔で、不快な匂いはないか。職員の振る舞いは丁寧か。利用者の身だしなみは整っているか。介護する側、される側のチカラ関係、上から目線が固定化していないか」
★④心配な事。カラダのこと。ステントの入れ換え、考えますね。⑤三食、食べて、大のトイレが有って、よく眠る。自分の足で歩ける。この4つの基本があれば幸せ。⑥90までは頑張る。1つの区切りになるから。あと3ヶ月。⑦ホームの活動で、雲仙の青雲荘へ日帰りで出かけた。小浜(おばま・女性の住所)を通りましたよ。愛野の展望台が変っていたので、びっくりしました。
★昨夜の月です。夕食を終わって、3階の廊下で窓から見ました。「15夜は過ぎているよね。16夜かな」。急いでデジカメ取って、月を写して、鐘の塔の夕暮れを写した。この日も静かに、悩み無く、暮れて行きました。7時半に寝支度をして、8時前には床に入りました。寝るのが一番の楽しみです。「守護の天使よ、我が眠り、見守り給え」
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