修道士のヨハネ村山安治さん(92歳)です。今日は、教会では、聖ヨハネ使徒福音記者の祝日で、村山修道士さんの修道名のお祝い日になります。ミサの前に、司祭が、「ヨハネさんのためにお祈りしましょう」とお知らせがありました。
★ヨハネ村山さんは目が不自由になって、もう長い年月が経ちます。障害と、最近はカラダの不具合に苦しみ耐えながらも、心穏やかに過ごし、絶えず祈りながら、周りの人びとには安らぎと愛を注いでおられます。最近は何度も入退院を繰り返しながらも、「賛美と、感謝」と言い続け、神さまへの奉献生活を貫いておられます。そのお姿には、本当にアタマが下がります。
★1950年代でした。私は腎臓結核のため、山の修道院で療養していました。そこには少年たちの養護施設がありました。140人の男の子たちが生活していました。施設の長は、ペトロ石橋修道士さんで、ヨハネ村山修道士さんは指導員でした。その時は目が見えておられて、少年たちの面倒を精力的に見ておられました。その活躍ぶりのお姿は私の心に焼き付いて残っています。当時、ヨハネ村山さんは、ムリをしておられたのは確かです。忘れもしない運動会の朝でした。ヨハネさんが、「目に黒い固まりが見える」と言っていたのに、夕方になると「黒さが広がって見えない」と言われたのを覚えています。
★それからヨハネ村山修道士さんの苦難の十字架の道行が始まりました。人生に弱音を吐く事無く、マッサージの免許取得、東京へ行って、盲導犬との新しい生活、新幹線での旅行や、イスラエルへ巡礼旅行などの経験から、私たちに信仰を教えてくださいました。
★今は、ホームで暮らし始めて、2年目です。ヨハネ村山修道士さんを見るたびに、生き抜くチカラある「パワー」をもらっています。
ヨハネ村山修道士さま
返信削除霊名記念日おめでとうございます。
これからも
ご健康をお祈りしております。