ホームの誕生会と忘年会。園長神父さまの話。「今月の誕生会をお祝いするのは4人です。忘年会も一緒になっているが、どうも自分は『忘年』はしっくりこない。神さまから沢山のお恵みを頂いた。それを忘れる。出来ないね」
★話とお祈り、カンパイとつづくなかで、別の部屋では、ごらんの出し物が準備されていた。「オスモウさん(介護の女性職員)を載せた『みこし』だね。ワッショイ、ワッショイ。担ぐのは介護の男子職員たち。チカラは強いよ。まかせなさい」
★食堂には皆さんが集まった。栄養師さんも炊事の職員も1人1人の好みに気をつかう。前もって、イチ、イチ、聞いて回った。すき焼きだけど、牛肉がいいか、豚肉か、魚がいいか、いろいろ有るンだね。細かいところまで、心を注ぐよ。本当に、80人近い人をお世話するのはタイヘンだよ。トマの隣に大曾神父さま、次が滝神父さま。このような席も職員さんが気をつかって場所を決めてくれる。この食卓は牛肉の『すき焼き組』だった。右の写真は、まだ始まる前だよ。「ハッピバスデイ・ツーユー」。誕生日を迎えるのは、いいね。12月で、今年は、これで全員が誕生会を祝ったことになる。平凡だが、皆さん、1つ歳を重ねたわけです。ここで出し物が入ってきた。食堂に、笑いや、拍手や、「モッテ、コーイ」の声がかかる。この『オスモウさん』ちょっと、重たいかな。見てもわかるよ。心配だな、落っコチなければ、いいが。
★この後は、例の「のど自慢」の歌が出たが、声を張り上げ歌うのは90歳代で、80歳代はおとなしくしていたようでした。楽しい日となった。歳を重ねるのもお恵みです。
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