2016年8月12日金曜日

聖コルベ館で、5年目に出会った男性の喜び、嬉しい

ポーランド映画の取材に出かけた日のことです。早めに、聖コルベ館へ着いて、取材班が来るのを待っていた。修道服に着替えて、事務室に座ると、「ああ、2年前までは、こうして、ここで訪問者を待っていて、案内したものだったな」と感慨ふかい気持ちが湧いてきた。
★すると、「ピン、ポン」と来客の知らせがあって、1人の男性が入ってきた。早速、出迎えて、「いらっしゃい」。以前の気分にもどったよ。
★男性は、「小崎サンですね。前にも、2回、会っています。これで、3度目です」と喜んでいる。「前は、いつ来ました?」「3年前かな」「そのとき、何かの思い出がありますか?」「あなたにとって、信仰とは何ですか?と聞かれた。まあ、いろいろ浮き沈みはあるけど、乗り越えることが出来た、そんなに答えたように思います。日記に書いてくれた。ありがとう」
★大阪で、私の弁士で、「日本26聖人」の映画を見ました」。彼は、「身代わりの愛」(聖母文庫)を1冊購入した。サインをしてくださいと願われる。「愛の花びらは、いつまでも、枯れることは、ない」と筆ペンで印した。彼は喜んでくれた。
★ホームに戻って、日記を調べてみると、2011年7月19日の日記に写真と共に載せている。(やっぱり、彼はよく覚えていた)。『彼に問うた。「あなたにとって信仰とは何ですか」「自分の生きる道を確かなものにする。そのためには後悔しない。そこに信仰がある」。少年の頃、洗礼を受けた。家族も洗礼を受けた。関西に居て、把握できない奥深い何かを、長崎では見出しますね」と明るい表情をしていた』と日記には書かれていた。
★5年経って、また会おうとは・・・・。聖コルベ館での醍醐味だね。ずーっと、聖コルベ館に居りたいよ、そんな気持ちになりました。

1 件のコメント:

  1. こんにちは、先日はお世話になりました。5年前だったのですね。私は3年前だと思っていました。どうりで私の記録を探しても出てこなかったのです。ポーランドに行ったのは2年前ですから前回訪問した時から3年後だったのですね。今回の長崎訪問は長崎市内(特に浦上を中心に)に四日間ゆっくりできましたので様々に良い体験をしました。小崎さんと再会できたのも幸せなことでした。そしてこのブログを拝見して聖コルベ師を通じての縁を深く感じています。来年も原爆の日に長崎へ行きます。会えたらいいですね。

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