聖コルベ館にあるコルベ神父の部屋です。大きな写真は、この部屋で、執筆中のコルベ神父。壁に、けがれなき聖母マリア像と、イエスの聖心の額がある。今では、こういうイエスの聖心の聖絵も、珍しくなった。昔の、長崎の信徒の家には、必ず、イエスの聖心の額と、マリアの聖心の額は、鴨居に掲げられていた。「マリアを通して、イエス(神)へ」が、コルベ神父の道筋だった。聖コルベ館を訪問された方々は、この写真を見ると、思い出すでしょう。懐かしいでしょう。また長崎へいらっしゃい。コルベ神父は待っています。今朝、ミサで祈った。聖書に、「ヤリで、わき腹を、刺した。すると、血と、水が、流れた」。なんと、ショッキングな出来事でしょう。私は思った。「人は、神から出て、神の愛とイノチに戻る、存在です」。だが、罪や、汚れが、いっぱい、ある。このままで、神さまの御前に出れますか。「神、おん自ら、先に、我らを愛し給ひ、我らの罪のために、御子を贖(あがな)いとして、遣わし給いしなり」(ヨハネ1書、4-10)
この部屋が好きです。
返信削除ここに座っていると、コルベ神父さまを、もはや本に出てくる偉人としてではなく、そう遠くない時代に、実際に生きておられた一人の人間として、身近に感じられるからです。
そして、アウシュビッツのあの場面が、生々しく迫ってきます。
あのようなすごいことが、実際にあったのだと、実感できます。
だから、ここには、何時間でもいられます。