2012年3月26日月曜日

女子高校生たちの笑顔で、若くなる。平和と愛

「17歳で、修道士の道に入って、いま84歳だよ」と最初に言うと、「え、え?」と驚きが起こる。修学旅行の女子高校生たちが、このところ毎日、兵庫、鎌倉、横浜から来た。30分ほど、まとまった話をしているが、何を伝えるべきか。もし私が17歳に戻って、今から人生を始めるなら、どういう生き方を望むだろうか。才能を伸ばすことか、自己満足か。振り返ってみると、ムダが多すぎた。抽象的だが、やはり人生に最も大切なのは「愛とイノチ」だろう。イノチの危険は沢山みてきた。愛が難しい。自己愛もあれば、愛欲もある。家族愛には飢えていた。愛を追いつづける。「愛の狩人」と作家・遠藤さんは私に言ったが、そう思う。愛の根源、イノチの根源を知らずして、この世は渡れない。「死んだ、あの人。私が生きている限り、その人は私の心の中にいる。その人の人生も大切だったのです」

1 件のコメント:

  1. 鎌倉の学生はワタシの後輩のようです。今は気がつかなくとも種は蒔かれています。必ずその時が来たとき、発芽します。
    コルベ記念館での大切な時間をおもいだしてくださいね。
    0203長崎雪の日に、そちらにうかがった、 者。

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