2021年2月22日月曜日

フランス・ジャムさんから電話。1パイの水は、愛と、イノチに、広がる

昨夜、8時。寝る準備中に、フランスのジャムさんからの電話。「元気に、しています。ただ食欲がない」。ジャムさんは、毎日、トマの日記を読んでいるので、状況は分かる。コメントも寄せている。ありがとう、ジャムさん。
【ジャムさんとの出会い】10年程前、まだ聖コルベ館に居た、ある夏。からだの大きなジャムさんが、汗だくで、見学に来た。コップ1パイの水を飲ませる。コルベ神父が開いたルルドのお水。この1パイの水が、大きな広がりを持つなんて、誰が想像できよう。
その後、トマはホームに入る。ジャムさんが面会にやってきた。再会を喜ぶ。ちょうど「トマさんのことば」を出版した時だったので、1冊、差し上げた。フランスに帰ったジャムさんは、それを「フランス語版」に変えて、フランス人に見てもらった。その熱意に、トマは感動した。
【続編の話】ジャムさんは、イタリア・バチカンへ行き、教皇さまの一般謁見に参加した。大群衆の中で、日本語が耳に入る。日本人のシスターだった。親睦になる。実は、このシスターは留学中で、両親は、ホームで働いている。父は、事務長。母は、同じホームの介護士。シスターとの出会いの後、両親は、娘が居る間に、巡礼を実施した。
フランス・ルルドや、その周辺は、ジャムさんの親切な案内を受ける。両親は、感動して、すばらしい巡礼を果たしたと喜ぶ。
【続々編の話】「トマさんのことば」を手にしたフランス・パリのカトリック新聞の女性記者が、トマを取材にホームへ来た。通訳は、長崎外語大学の先生だった。取材の後で、女性記者は、バッグから「トマさんのことば」を見せて、ほほ笑んだ。
教皇さまが日本・長崎へ巡礼された日、フランスの新聞に記事は掲載された。これもジャムさんとの出会いの広がりだった。フランスの記事になるなんて、嬉しい。
【ジャムさんとの電話はつづく】「ジャムさん、3月1日は、トマの誕生日だよ」「そうですか。実は、逝った妻・『マリアりか』の誕生日も、3月1日でした。『マリアりか』さんは、2人の子供を残して逝った。
ジャムさんは深い悲しみの後、人生の生き方を変えた。社会貢献、信仰生活に力を注ぐようになる。ジャムさんの熱意。度々ホームにも訪ねて、事務長や介護の母親など、取り巻く人も増えた。
『マリアりか』さんのお母さんは、日本に、92歳で健在と言った。
電話の声は、近かった。ジャムさん、ありがとう、トマは、また泣いたよ。「ジャムさん、いま、そちらは何時?」「昼の12時です」。ああ、ランチ・タイムか。トマは食欲は無いけど、フランス・パンと、ワン・カップのワインを飲みたいね。
★【ベッドの上で考える=水の先は、愛と命】1パイの水が砂場に落ちると、茶色く水は広がるだろう。水の先に、何が有るのか。主イエスは、カナで最初の奇跡を行ない、水をブドウ酒に変えられた。そのブドウ酒は、最後の晩餐の時、主の御血に変えられた。兵士がヤリで突くと、水と血が流れた。私たちは、誰もが、神の愛と『いのち』に生かされている。愛と、『いのち』を受け止めて、感謝することが、人の生きる道でしょう。
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6 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2021年2月22日 11:11

    今日も日記更新有り難うございます。
    フランスのジャムさんからのお電話良かったですね~
    ジャムさんへの「イッパイの水」から広がった愛と命のコメントを感動し拝読致しました。
    今も読者にトマさんからの広がりは拡大しております。
    神様の業は本当に不思議です。
    今日も札幌からお祈りしております。
    感謝のうちに

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  2.  また励みの言葉をいただきました。
     ありがとうございました。
     お祈りしています。

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  3. 元日のエリザベット2021年2月22日 14:48

    国際電話をかけて下さったジャムさんの、トマさんを思う気持ちに感動し、涙が出ました。
    悲しみを乗り越え、神様の愛に生きておられるジャムさんは、本当にすごいです!

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  4. コルべ館のトマさんに、オラショの旅を書いたトマさんに、今日もお会いした気がしました。

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  5. トマさーん 学校でね 大切な人・大切なモノの発表があってね 私は大切な人はトマさん 大切なモノは聖書って発表したよ😀トマさんと一緒に撮った写真をもうすぐ送るから飾っててね😀みんなでトマさんの為に 家族のためにお祈りして寝まーす🙏

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  6. 電話でトマさんの声を聞こえて、とても感動しました。神に感謝。

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