昨夜は、腹部の痛みもなく、安らかに、良く眠った。尿も沢山、出る。「夜中の見回りに、何度も来たが、良く寝ていたよ」と男性看護師さん。朝食も全部、食べる。昨日は、栄養士さんが来て、メニューを話し合った。食事に効果も出ている。充分の尽くし、あり。
★入院以来、テレビは全く見ない。白浜さんが小さなラジオを差し入れした。
★昨日、山の修道女院から、シスターの電話。「ミロハナ神父さまの命日よ。シスター全員で、お墓参り、祈りました」。忘れてならぬミロハナ神父さん。原爆後、抱きしめてくれたのが、ミロハナ神父さん。トマ、修道士人生の始まりだった。
★ミロハナ神父さんとは、どんな人?「とにかく、困った人が居ると、無性に助けたくなる神父さん」
★戦争が終わると、山林80ヘクタールの広大な土地を寄付してもらい、福祉のための建物を次々建てた。戦争孤児、少年たちの施設、学校。身寄りのない大人、老人たちの別々の家。「困った人は、誰でも、助ける」。最後は、心身障碍者の巨大な施設を幾つも建てた。結核を病むトマも、施設の傍の修道院で、11年間、助けられた。その時の会話。「フラテル(兄弟)トマス、どうですか?」「苦しみばかりで、少しは楽があると、いいですが」「いや、いや、苦しみだけでですよ。苦しみ、苦しみ、喜びがある」
健康を回復したトマ修道士は、施設の中にある私立の小・中学校の校長を6年、勤めた。秋の運動会には、来賓テントにミロハナ神父は姿を見せて、応援した。最後の運動会には、神父さんは疲れ、痩せていた。笑い、拍手で応援した。
★その数か月後、ミロハナ神父さんは、コルベ神父の所へ旅立った。その日が、昨日だった。
★【ベッドの上で考える=人助けの裏】この世にも、こんなに助ける人がいる。無性に助ける人がいる。ポーランドからコルベ神父と長崎に来て、戦争中は、憲兵隊や特高警察から監視・迫害された。戦争が終わって、彼らは謝りに来た。「笑い、温かい握手」で、「赦し」から、ミロハナ神父の戦後は始まった。「助ける心」の先に、何が、あるのか。「人を愛し、神を愛する心がある」。ミロハナ神父さんは、それを実体験していた。だからミロハナ神父は、病めるトマに言った。「苦しみは、喜び、だよ」。いま、トマは、病院で、苦しみつづけている。
★【昨日の閲覧者数=統計】1479。
快眠、完食、おめでとうございます!今日も明日もあさっても、心地よくお過ごしになられますよう、引き続きお祈りしております。
返信削除横から失礼致します。
削除私も同じ気持ちです。お祈りしています。
熟睡、朝食の完食、痛みの無い朝を過ごされたトマさんの日記を嬉しく拝読致しました。
返信削除ミロハナ神父様のことお伝え下さり感謝致します。
ミロハナ神父様のためにお祈り致します。
そしてトマさんのために今日も札幌からお祈りしております。
ミロハナ神父さまのためにも、お祈りします。
返信削除ミロハナ神父さまも、コルベ神父さまと共に、トマさんや私たちのためにお祈りしてくださっているだろうと想いながら…。
ミロハナ神父様は、ニコニコ笑っていらっしゃっていたので、皆が、ニコニコ神父様って呼んでいたのを、思いだしました。天国でも、ニコニコ笑って、みんなを見ていてくださっていることでしょうね。トマも、昨夜は、ぐっすりと、眠れた上に、おしっこも、きれいになって安心しました。
返信削除💐ミロハナ神父様に感謝いたします
返信削除トマさんの日記を毎日楽しみに読んでいます
1479分の1としてトマさんに感謝しお祈りしています。
かつてのこの日記で、
返信削除病が治らず苦しむ青年トマさんをかばって
そのまま修道院にいられるようにしてくださったと知り
とても感動しました。
強さは優しさだとミロハナ神父様の話を聞くたびに思います。
今日のエピソードもとても心に沁みました。
今夜も痛むことなくぐっくりと眠られますように。
引き続き栄養と睡眠を取られますように、お祈りしております。
返信削除トマさん
返信削除おはようございます。
日々、トマさんが綴られる私たちへの想いを、一文一文こころに留めながら黙想しています。
今日は灰の水曜日ですね。
外は寒く、荒れた天気ですが、心穏やかにお祈りいたします。
各地の感染者も少なくなってきていますよ。でもまだまだ油断はできません。
希望を持って、いまこの時を大切に過ごしたいと願うばかりです。
余談ですが、私もトマさんと同じ3月生まれです。この共通点があるだけで、なぜだかうれしいんですよ��
身に染みるお話ありがとうございます。 祈っています。
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