明るい平和な朝が明ける。自室の前の廊下から見た朝陽です。こんな静かな所に暮らしています。晩年は、ホームに居て、幸せです。ホームを嫌がる声も聞きますが、「お帰りなさい」と言われて、安心です。何の心配もありません。午前中は、書道があって、幾つかの墨字を書きました。
★テレビでは度々事件が放映される。取材者が隣人にコメントを求める。答えは大抵「いい人ですよ、アイサツもするし、良い人ですよ。その人が、ねぇ」。それなのに人間は事件を起こしてしまう。人間には誰でも隠れた部分が、ある。どんなニンゲンにも弱さがある。それを認めて、自己を律していく。自分に勝っていく。それが課せられた人生の日々でしょう。
★自分には、何もない。与えられた才能、生きるチカラ、自分の働きではない。無償の贈り物です、と神にカンシャする。ジンセイは、これ。これが信仰者の考え方でしょう。だが実際は、これを本当に認めるのは難しい。誉められれば喜び、ケナされれば落ち込む。常に他人の目を気にしている。自分に「無」じゃなくて、自分に「有り」と思っている。
★ジンセイのエッセンス。ある早朝、アタマの中に瞬間に、自分の隠れたハズべき傾向が、ポン、ポンと出てきた。今頃の出来事でなく、遠い日の、まわりの輪のような出来事が出てきた。これが私のエッセンスか? 10数年前のメモから見つけた言葉です。
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