食事の時に、瀧神父さまが「あと、6日だね」と言った。あと、6日で、2月は終わる。90歳の誕生日がくる。80代も、あと6日、というわけです。「90まで生かされた。お恵みだよね」「そうだよ、特に、トマは、そうだね」。幾多の病気を乗り越えて来たことを意味している。「感謝しか、ないよね」。感謝の意味が本当に分かっているだろうか。長い人生、本当にいろんな人にお世話になった。
★午前中は、入浴した。広い風呂に1人で入る。「もしも倒れたら、どうなるか」。常にアタマにある。注意して、慌てずに、ゆっくり動作する。自室へ戻ると、気合が抜けたように、ボンヤリとなる。テレビを見ても、オリンピックの場面ばかりだ。テレビで顔見知りの俳優が、66歳で急死した。その追悼の映像も流れる。ある監督のお世話になったようで、その監督のコメントが出た。次のような意味を語った。「役がウマイとか、ヘタとか、そういうことでなく、動物園にも、アッチ、ウロウロ、こっち、ふらふら、しているサルが居るだろう。それでも何とか必要だよね。そうゆう存在感のある役者だった」。さすがは、あの監督の言葉だな、と胸にひびいた。「存在感がある役者」。そういう人物に我も成りたい、勝手な気持ちを持った。
★昼食後、直ぐに屋外に出て、「あの梅も咲いただろう」と先日(17日の日記)の梅の木へ行ってみた。温かい、春のような日和がつづいたので、ごらんの通り、梅は、もう満開であった。「梅の花よ、チカラ一杯、咲けよ。見ている者も居るのだ。お前の存在を喜んでいる者もいるのだ。ああ、あと、6日か。ステキナ春は、来るぞ」
小崎さんと瀧神父様が
返信削除お元気で過ごされますよう
お祈りしております。
ご存知とは思いますが
聖母の騎士誌3月号編集室からに
小崎さんの事も、嬉しく拝見致しました。