赤いポスト。懐かしい。昭和の時代を思い出す。古い考えも、物も、置き去りにされていくのか。一抹の寂しさを感じる。昔の年寄りは、知識者であり、経験者でもあった。若者にそれらを伝えていた。だから有り難りがあり、尊敬もされていた。それが、いま平成になって、若者が手にするのは「スマホ」だ。これさえあれば、すべての情報がわかる。親しまれた赤いポストよ、お前をいつまでも残したいとデジカメを向けた。
★ホームの老人がつぶやいた。「孫にね。勉強しなさい。昔の二宮金次郎は、背中にマキをかついで、働きながら、歩いて本を読んでいたのだよ」と言えば、孫は即答した。「バアちゃん、本を読みながら歩けば、危ないよ。交通事故に遭うよ」。バアちゃんは全く反論出来なかった。シワが1本増えただけだ。
★水曜日は、女性職員さんが、3、4人で廻ってきて、部屋の掃除をしてくれる。職員さんが、「トマさんのブログを読んでいる。家に帰って、読むのが楽しみだ。知らないことも起こっている」。嬉しい限りです。
★このところ来客が多くて、外出もあり、からだに疲れが溜まっている。足も痛いし、早く歩けない。体力にチカラが失せた。どうなることやら。辛抱するしかないだろう。「い生かされているだけが、有り難い」。そう思え。「それでも、老いには勝てないから、困難、苦しみも多い」
★頼みのパソコンが、急にトラブル発生で困惑する。パソコンのスイッチを入れると、いつもの「天草四郎の原城の一夜城と、菜の花」が出てくるのだが、突如、消えて、他の物に変わった。出たのは、今日、使ったポストの一部分であった。職員さんに願って、絵を変えた。長崎市の聖母の騎士の全景に変更した。後部に、彦山の緑があって、写真としては中々良い。満足している。
★生活が狂うことが、一番ツライ。何事も無く、昨日と同じ日、調子を迎えるのが、幸せです。
★『トマさんのことば』。お例文④東京都、真波さん。「小ちゃな本を開けば、本河内のルルド、両手を広げた無原罪の聖母、日記より選り抜かれたことばたち。愛は涸れることのない泉ーそんなフレーズを思い出します。聖コルベが日本で蒔いた種が人々の心に花を咲かせていますね。人生いろいろありますが、「あんまり下ばかり向くな」(P62)「前に進む力を失うな}(P34)、そのためには体と心の立て直しの時期に来ていることを実感してしています」
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