1年前に書いたメモを見る。痛い、イータイ、と、しっかり書いてある。わからんもんですね。あれから苦しい1年となった。6回、入院しましたからね。やっぱり、ただ事ではない。ニンゲンって、未来が全く理解しない、わからない存在なんですね。「それでも、生きる」。何とか、生きました。「だいじょうぶ、きっと、よくなる」と書いてあった。我ながら、ホットします。今年はどうなるか。これ又、わからないでしょう。1日、1日を、確実に、元気に、感謝しながら、生きるしかない。その積み重ねが、人生です。時間だけは、刻々過ぎていく。「苦しみを耐える方法はあるか」。ウーん、むずかしいね。理屈は言っても、自分に現実に降りかかると、ついつい弱音を吐く。温泉に入って、気持ちがゆっくりになると、カラダの調子も良くなってくる。サッパリと、なる。過去を振り返ると、これは、わかる。「修道士、あるまじきこと、あったけど、なぜか、後悔はしていない。ふしぎな気持ちです」。人には、心の痛みもあれば、カラダの痛みもある。完全じゃないのが、ニンゲンです。それでも前向きに歩みたい。まっすぐな道に戻りたい。そう思うのも確かです。長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年1月9日水曜日
将来、どうなるか。わからないから、恐ろしさ、悩みも無い
1年前に書いたメモを見る。痛い、イータイ、と、しっかり書いてある。わからんもんですね。あれから苦しい1年となった。6回、入院しましたからね。やっぱり、ただ事ではない。ニンゲンって、未来が全く理解しない、わからない存在なんですね。「それでも、生きる」。何とか、生きました。「だいじょうぶ、きっと、よくなる」と書いてあった。我ながら、ホットします。今年はどうなるか。これ又、わからないでしょう。1日、1日を、確実に、元気に、感謝しながら、生きるしかない。その積み重ねが、人生です。時間だけは、刻々過ぎていく。「苦しみを耐える方法はあるか」。ウーん、むずかしいね。理屈は言っても、自分に現実に降りかかると、ついつい弱音を吐く。温泉に入って、気持ちがゆっくりになると、カラダの調子も良くなってくる。サッパリと、なる。過去を振り返ると、これは、わかる。「修道士、あるまじきこと、あったけど、なぜか、後悔はしていない。ふしぎな気持ちです」。人には、心の痛みもあれば、カラダの痛みもある。完全じゃないのが、ニンゲンです。それでも前向きに歩みたい。まっすぐな道に戻りたい。そう思うのも確かです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ステキだな、と思いました。小崎さんのこと。
返信削除