長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年2月2日木曜日
雪の朝、退院する
退院は、午前の10時30分に決めていた。赤尾院長さんにも連絡する。ところが、この日、朝から長崎には珍しく雪が降ってきた。病室の窓から見ても、ただ事ではない。ドンドンと降ってくる。こちらは総て、荷物も整えて、退院するばかりに準備しているのに、雪は降る。そのうち、赤尾院長さんへ連絡すると、「聖母の騎士の坂道をクルマが滑って、出られない。迎えに来れない。タクシーで来なさい」との返事。困ったなあ。しかたなく、1人で、タクシーに乗った。果たして、聖母の騎士の坂道を登れるか。疑問が湧く。タクシーに乗っている間に、いい、アイデアが浮かんだ。「運転手さん、そこで降ろしてください」。降りた所は、ナジミの理髪店だった。雪のため、店長は休み。従業員が1人、ポツンと居た。「サンパツ、頼むよ」。1時間たったら、雪も止んで来た。「ああ、よかったぞ」。こうして、またタクシーを拾って、聖コルベ館へ無事に帰った次第です。皆さま、暖かいご支援と、お祈りを有難うございました。何とか、ゲンキになりました。聖コルベ館におります。
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退院おめでとうございます。
返信削除暖冬になるはずが、日本中厳しい寒さになりました。
長崎も雪なんですね。
御大事になさってください。
退院おめでとうございます。
返信削除小崎様がコルベ館におられる姿を待ち望んでいました。
願いを聞きいれてくださった御父、イエス、聖霊に感謝いたします。
割合お早く退院されて、ホツとしましたが・・。後のご心配もありますね。
返信削除このまま御元気になられますよう、お祈り申し上げます。
尿の心配は私も同じですのでよ~~~くわかります。真剣にお祈りします。
とりあえずの退院とはいえ気が楽になりました。中村先生には31日にお伝えしました。
返信削除ご退院おめでとうございます。
返信削除小崎さんがコルベ館に
いらっしゃると思うと嬉しいです。
長崎も雪なのですね。お身体を冷さず
お過ごし下さい。お祈りしております。