2019年1月29日火曜日

明るいシスターの笑顔で、慰められ、励まされる。希望ありだ

朝のミサに、シスターの姿があった。岩田事務長さんの次女、真里亜さんだ。日中、事務室の岩田さんに頼んだ。「シスターに、時間があったら、自室に来るよう、声をかけてよ」
★午後、シスター真里亜さんが、この笑顔でやってきた。愉快で、話好きのシスターなんだな。おもしろい。30代に入ったばかりの若さだよ。信仰も、あるしね。五島の特別養護老人ホームに勤務している。
★シスター志望は、幼稚園の頃から。12歳で志願者になった。ホームの園長、初田徳一神父さんや、濱田増治神父さんに温かい愛を受けた。洗礼名は、コルベ。福祉・介護の専門の大学を出て、最初は養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、そして今のホームになる。
★私は言った。「このホームに来て、5年になる。ホームの良さは、設備や環境もあるけど、結局は入居者と介護する職員との家族的な信頼関係にあるね」
★シスターの話によると、特別養護老人ホームは仕事が大変なんだそうだ。介護の仕事は本当に苦労が多い。暴力や、暴言もある。心も、からだも、キツイ。それでも苦労を乗り越える秘訣がある、とシスターは言う。「楽しくする、自分が。冗談を言ったり、チョッとしたこと、何でも笑いに変える。とにかく笑う。声に出して笑う。みた夢でも、いい。一寸した出来事を、笑わせて、皆と分かち合う。子供の頃からの性格で、楽しい事が見つかるんです」。30代のシスターは、しょっちゅう笑っていた。こっちも笑らっちゃうよ。
★濱田増治神父さんの思い出を語った。病気で入院しているとき、見舞いに行くと、ベッドでロザリオを編んでいた。その姿を忘れない。いま自分もロザリオを編んで、配っている。祈りを込めてロザリオを編む。お恵みを皆さんに配りたい、そう言いながらシスターは又、笑うのだった。
★「アン、アン」としか言わない90代の女性入居者がいた。辛抱強く話しかけると、「水、飲みたかよ」「眠むたかよ」「何か、してくれんね」。言葉が出て来る。1年位で、編み物もするようになった。仕事にも希望がある。

1 件のコメント:

  1. トマさん 何でも笑いに変えるシスター素敵です。なかなか難しい事ですよね〜よし!私も笑って過ごそうと思いました。ココナより

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