聖コルベ館の担当を勤めて、24年。新年に当たって、1番の興味は、誰が、何処から、最初に入館者が来るか、です。★2年前は、東京のエリザベットさんと娘さんの2人。1年前は、同じエリザベットさんの娘さん1人だった。その娘さんは、いまタイで、現地の人と協力し、夢を実現させているとか。★さあ、今年は誰が、来るか。興味深々。待っていると、開館して直ぐに、ピン、ポン。「来たーぞ」。三重県から1人で車を運転してきた青年1人だった。出会って、すぐ「トマさんの本、みんな読みました」。これは別人だと、ゆっくりと話し合う。いい出会いが出来ました。おかげで、洗礼をうけて、霊名は「コルベ」を戴いた。実は高校のとき、教科書に載っていたコルベ神父に親しみと教訓を受けて、魅せられて人生が変わった。お父さんが山岳宗教を信仰していて、小・中学生の頃は、父に連れられ、山伏姿で、ほら貝を吹いて、断崖絶壁から身を乗り出して、ホトケの世界を体験したこともある。★「いまは、コルベ神父さまです、マリアさまです」と、明るく笑う。なかでも青年が言う、コルベ神父さまの清貧の生き方、ラクなイスを使わないでください、貧しく生きてくださいや、ポーランド人修道士たちが貧しい食卓を皆で囲み、ゼノ修道士が、ポケットから騎士誌の読者の名詞や、住所を出して、楽しく語らう話しなど、淡々と聞かせるんですね。マイッタよ。よく覚えているなと感心する。★また青年はこんなにも言った。「おカネ儲け、したい。ラク、したい。楽しみたい。快楽を求める。当然あります。求めて行っても、空しさを感じます」って、青年が言う。彼は26、ボクは86だよ。歳が離れている青年が、悟ったように「空しさ」を言う。実際、そうだから、モンクは言えないよ、ね。「コルベ神父さまは、この世では片手で働く。片手は自分が落ちないように支える。天国では両手で働く。天国から伸ばされた手を感じた」と、まで言って、青年は、資料室のサイン帳に名前を書いて、去った。
独身の時は、お金なんて要らないと思いながら、働きました。結婚して、家族が出来たら、守る者のためにお金が必要になりました。現実は厳しいです。でも、生活できるだけのお金があればそれでいいです。
返信削除トマさん明けましておめでとうございます。
返信削除今年もコルベ記念館に行けるといいなぁと思います。
私も日常生活の中で色々息苦しさや虚しさや生きづらさを感じる事が多々あります。でも、生きていくということはそういうことなんですよね。そういう感情に寄り添うために宗教というものがあるのだと思います。私がカトリックを勉強し始めたのも一つはそういう理由からです。
この青年の方のように立派ではありませんが、コツコツ頑張っていこうと思います。
今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
ブログ、楽しみにしてます(*^_^*)
明けましておめでとうございます。
返信削除今年の元旦も素晴らしい青年の入館
しかも開館すぐに!
私まで嬉しくなりました。
エリザベットさんの娘さんも夢を実現されたのですね~♪
新年もブロクを毎日の喜びと致します。
フランチェスカさん、今年もよろしく。
返信削除毎日の喜び・・・本当にそうですね。
いつも娘のことを気にかけて下さって、
ありがとうございます。
エリザベットさん、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
削除娘さんの夢、札幌から応援しています。
エリザベットさんに何時か会える日を願っています。
小崎さんが今年もお元気でご活躍されますように。コルベ神父様のお取り次を願います。
今年もブログでの喜びを分かちあいましょうね。(^-^)
トマさんの「17歳の夏」が今日届きました。12月15日にアマゾンで注文して、やっとアメリカのペンシルバニア州にきました。
返信削除トマさんのブログを毎日読み始めて1年半になりました。
返信削除2度目の正月を迎えられてうれしく思います。
長崎の言葉は本当に懐かしくうれしい。
今年も長崎情報をたくさんのせてください。
健康を祈ります~~神様の恵みが沢山ありますように・・・