病室の朝は静かに明ける。点滴の針も抜いて、昨夜は早々と眠った。ここ3、4年、いつも聖週間のあいだに入退院を繰り返している。気候の変わり目に、抵抗力が低下しているのか。トマの印象といえば「いろんな病気をやったが、まだ倒れない」「この歳まで生きると思わなかったよ。奇跡だよ」。本人は奇跡など、大それた事は思わない。それにしても、昨日の結石のツブを見たときには、さすがにビックリした。腎臓を触っているので、昨日の尿は血の色だった。別に驚かない。今朝から尿が黄色を取り戻している。ウナギの蒲焼が効けたのか。回復が早かった。あと、3、4日で退院できるだろう。今日から治療は何もない。シスターの看護師長がベッドの傍に来て言った。「お恵み、もらっています。あなたの苦しみ、恵みを、私たちも、もらう」という信仰。シスターは入院患者に深々と礼をした。千草さんは昨日、夕食後、自宅へ帰って、今日は昼食どきに来る。
順調なご回復安心致しました。
返信削除千草さんもホッとなさってるでしょう。
小崎修道士さんが戴いた
お苦しみ、お恵み
私達も共に戴いているのですね。
退院まで大事にご静養下さいませ。
長く苦しまれましたね。今井美紗子さんの「ばんばのつぶやき」をおもいだします。「これしか捧げるのん、なかけんね」。私もこのあいだから検査ずけにあつています。一人住まいのの私を心配して、友人が献身的に動いてくれています。私も元気になれば、友人のために動こうとおもつています。
返信削除ご回復何よりでした。しばらくゆつくりお休みくださいますように。
一週間置いて、2回の手術、本当によくがんばられたと思います。
返信削除父と一つ違い、しかも誕生日が近い(父は3月5日)ので、とても他人事とは思えず、応援にも力が入りました。
また、千草さん、ありがとうございます。
「私が病気だった時に、見舞ってくれてありがとう。」
という、イエズス様からのお恵みが、豊かにありますように。