長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2011年12月8日木曜日
今年、最後の修学旅行生たちの平和学習。東北から
朝、東北の仙台空港を飛び立って、やあ、長い旅でしたね。福岡まで約2時間。それから貸切バスに乗って、長崎入りをした。最初に訪ねたのがコルベ神父の聖母の騎士です。午後3時には着きました。お疲れさま。「津波、地震の被害はありませんか」「原発事故は大丈夫でしたか」。皆さん、ニコニコ顔でした。今年も平和学習に、20校ばかりの学校が来ましたが、この学校が最後です。「皆さん、この世で最も大切なのは、イノチと愛です。イノチの大切さは誰にでも良く分かります。しかし愛はむずかしい。愛欲もありますからね。コルベ神父の身代わりの愛は『お礼を求めない愛』無償の愛です。ホントウの愛は神さまから出ます。愛の狩人、愛を追い求める人になろう」。約2時間、滞在して、夕暮れの5時に、別れを告げた。この後、大浦のホテルに落ち着き、夕食は中華料理の『四海楼』でチャンポンを食べ、夜のグラバー園を散策し、長崎の夜景を堪能するそうです。東北の大きな災難を受け止めた女子高校生たちは、長崎の夜の港の光景をどのように受け止めるでしょうか。がんばれ東北の皆さん。
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