2020年8月7日金曜日

沖縄からマンゴーが届く。病院・皮膚科の診察。え、また入院手術なの

沖縄に、かつて著名なカトリック伝道師(女性)が居た。
名前は、クララ稲国良子さん。
良子さんの言葉に、「悪口、言われて、当たり前。失敗しても、ありのまま」がある。トマは、この言葉を、今でも時々思い出す。クララ良子さんには、度々お会いした。2007年の5月、95歳で逝かれた。
その2か月後、クララさんが居られた教会を訪ねた。そのとき、教会の信徒会長を務めていた文子さんから、お世話になる。文子さんは、クララさんをよく知っている人たちを十人程集めて、話を聞くことが出来た。
クララさんは、マンゴが大好き。トマも、好き。以来、文子さんが、毎年、ホームへ「マンゴー」を贈ってくださる。今年も、着いた。ありがとう、文子さん。
沖縄には『ちむぐくる』という言葉があると聞いた。『ちむ』とは、魂の意味。『ぐくる』は、心そのものだ。『魂を揺り動かすほどに、相手の幸せを、親身になって思う心』。何と、すばらしい語句であろう。
クララ良子先生は、『ちむぐくる』の深い人だった。その心は、文子さんにも伝わっている。神さまの愛と慈しみは、計り知ることはできない。
★高原修道士さんの運転・介護で、総合病院の皮膚科外来の診察をうける。組織検査のため縫っていた、顔と、右側の胸の裏の、抜糸を行なった。「組織検査の結果も分かりました」と、お医者さん。
「顔は、『日光角化症』です。ぬりクスリを使い、治療します。胸部は、『有きょく細胞がん』の初期です。8月の末に、手術を行ないましょう。1泊2日の治療です」
「え、また入院なの」と思ったが、素直に受け入れた。「皮膚ガンにも、なるだろう。原爆・放射能、イッパイかぶって、いるから、な」
左の手を、脇の下から背中へ回すと、ちょうど手の届くギリ、ギリの所に出来ている異物です。これが、もう少し、背中へ入り込んだ箇所に出来た異物なら、全く気がつかず、手遅れになったでしょう。「よかったですよ。幸いだった、な」と幾分、安堵(あんど)し、「歳を取れば、いろいろ有りますわ、ね」

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年8月9日 0:33

    沖縄のマンゴーは箱の中から元気ににこにこ笑いよるようです。その技で、食べる人に力を与えるでしょう。トマさんの腎ぞーさんも、喜んでくれるように思います。

    皮膚科の組織検査の結果を案じておりました。日光角化症と、ある種、日光角化症がうわべだけグレかかったような有棘細胞がんとのこと。おっしゃるとおり、素早く対応できたのは、トマさんがご自身で入浴され、神から預かっているお身体を敏感に感じ取って、ご自身の魂と繋がっておられるからでしょう。トマさんは、やはり選ばれていると思います。

    お顔にはクリームを使われるようですね。がぶらってぃも使用の説明を受けたことがあります(結局、他の方法を選択しました)。スケジュールどおりに塗り、ラップで覆ってと少し面倒ではありますが、考えてみますと、規則正しい暮らしをなさる修道士さんには向いているお薬かもしれませんね。早期にきれいに治りますよう、お祈りいたします。

    手術される方は1泊2日ということで犠牲もありましょうが、すっかり切り替えられているトマさんですから、この課題は楽々クリアされると思います。それでも病院に1泊されるのには、気力と体力がいると思います。引き続きしっかり召しあがってご準備ください。筋力を落とされないように願います。

    余計な表出かもしれませんが、高原修道士さんにも感謝いたします。高原修道士さんのなさりようから
    学びとるべきことを逃さないように、常に心のひだを整えておりたく思います。

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