2020年8月1日土曜日

8月。いきなり初土曜日の「誕生会」。恒例の出し物で盛り上がる

突然だが、何色が、好き?
そうだな、青色か、な。幼い子が、絵を描くとき、お空は、青色、海も、青色、ぬるじゃないですか。
今日のお待ちかねの「誕生会」。職員さんの「出し物」は、青春の歌「青い山脈」でした。希望の歌だよね。「若く、あかるい歌声に、なだれは消える、花も咲く」。いいねぇ。ピチ、ピチした腕、ピカ、ピカした肌、思い出すね。
学生服が似合っていたのに、踊りながら脱いでしまって、この衣装に変身、それでも踊るよ。
8月の誕生日をお祝いするのは、3人でした。踊る職員さんも、3人。介護の主任さんでしょう、調理の担当さんでしょう、洗濯のお仕事さんでしょう。皆さん、ホームの人たちの面倒を見て下さる女性たちです。その上、このサービスだからね。「ちゃんと、みんさん、ゆうことを、ききなさい」
おゴチソウも、あったよ。のど自慢の歌も出たよ。いつも大声で歌っていた九十何歳の女性の声は聞けなかった。老人は体調に変化があるからね。浜崎さんは童謡のハーモニカを吹く。必ず歌う森さんは、入院中でザンネン。
★お祝いする1人、1人ごとに「ハッピバスデイ」を歌い拍手して、園長神父さんからお花とお祝い品をいただく。「出し物」を見て、おゴチソウを戴いて、歌を聞いたら、思い思いに席を離れて、帰って行く。最後まで残るのは、食堂の片隅に席がある食卓、トマと、瀧神父さんと、大野神父さんだけだね。
★トマが、つぶやいた。「長生きしても、痛みはあるし、苦労もある。でも長生きは、お恵みだね」。瀧神父さんが応じた。「変容が、あるさ。希望、だよ」

2 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年8月2日 10:40

    空の上はいつも青空と、飛行機で上空に上がった時の空の色を思い出しました。その空の色が映って、海は青いのですね。がぶらってぃの目の前の海は、今の時間は銀色です。

    入院中の森さんは、あの立派な侍者をされた森さんでしょうか。入院生活に不要なご負担少なく、早期に軽快されますようお祈りします。森さんご自身も、純粋な心でお祈りされていると思います。繋がりたく思います。

    8月はさっそくにお祝いの会からスタートしたのですね。感染症の状況が都度変わり、従って季節感も失われがちですが、ホームの中は健全な雰囲気が保たれていると理解できます。美しい光景です。
    書かれた「ゆうことをききなさい」は、従順について伝えていらっしゃるのでしょうか。どのような
    場にあっても、神が伝えていることをよく聞き取る耳を大事にしたいと思いました。

    年令を重ねることは喪失の連続と語る精神科医のことは前に書いたことがありますが、生きている中での痛みや苦労で知らされる事柄全てが喪失とは私は感じておりません。トマさんが受け止めていらっしゃるとおりのお恵みですし、瀧神父さんのおまとめのとおり、変容は希望です。

    変わることがなければ、生は実に空しいものです。

    トマさんの日記によって開かれるがぶらってぃも、変容を愉快に受け止めて進みたく思います。
    今日もジンクーエン。

    事務連絡:別便にてお知らせをお送りしました。ご確認くださいますようお願いします。事務の方の手を煩わせました失礼をお許しください。


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  2. がぶらってぃ2020年8月2日 12:05

    再度のコメントにて失礼いたします。

    お話くださった稚内のシスター達は、イエズスの小さい姉妹の友愛会の方々ですね。トマさんの2014年3月14日の日記で確認できました。フランスのルルドなどで出会ったことがあると思います。

    また、姉妹のブルーの修道服は、今日の日記に映っていますし、がぶらってぃが欧州で通っていた学校では基調が一緒でした。

    がぶらってぃは、樺太にも繋がっています。見よ、そこここに、と神が通知くださっていると感じとれます。多くの繋がりの恵みを再認識させてくださり、ありがとうございます。

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