2020年8月10日月曜日

渡部ディレクターさん、池田カメラマンさん、ご苦労さま。反響は好評

この度の「こころの時代」の番組を手掛けたディレクター・渡部祐樹さんです。番組の最後に、名前が出ていた。電話で話す中で「名前が出たら、写真を載せてもよかろう」と告げると、彼の笑いで、承諾の了解と受け取った。とにかく若いのに、熱心・緻密に、調査をするディレクターだった。「こころの時代」は、高名なお坊さまや学者さんが出ている。「修道士が出て、いいんかね」「それが、いいんです」
カメラ・撮影は、池田潤さん。以前も、映像を撮ってもらった、なじみの彼だった。特殊なレンズを持っている。その他、多くの製作・関係者たちのお陰で、番組は作られた。昨日の日記には、沢山の読者から、涙や、感動のうちに見たとの感想・コメントを頂き、トマも嬉しかった。番組の中で、ポーランド人修道者たちが紹介できて、本当に、喜びでした。「彼ら修道者のご恩は、忘れない」
昨日も、ガヨヴニチェックさんとの写真を載せましたが、今日のは、彼と握手している写真です。これには意味がある。ガヨヴ二チェックさんは、コルベ神父から「愛と『いのち』」をもらった。彼と、握手することで、コルベ神父の「愛と『いのち』」を、トマが受け取るのです。それを、日本の少年、少女たちに伝えたい。その心で「語りべ」を始めた。
昨年の7月、高来中学校で、「原爆体験」を語った。「こころの時代」の最後の頃に、その場面が出ていた。「助けなさい」「困難が来ても、逃げない人になりなさい」「赦す人になりなさい」。それを語るとき、いつも、ひっかかる事がある。今の世に、赦せるか。殺傷事件、交通事故、おれおれサギ、イジメなど、赦せない。解決を教えたのが、コルベ神父だった。悪は許さない。ナチの兵隊は、回心の眼差しで見る。自分の生き方は貫いた。「弱さ」に「希望」がある。それが今度の「こころの時代」の中心だった。トマには、そう思える。
★いま、「はな」ちゃんのお母さんが自室に入って来た。ホームで介護の職員を勤めている。「見たよ、テレビ」。見ながら、何度も、ナミダが出たそうだ。すると「はな」が、チッシュを持って、ナミダを拭いてくれた。セルギウスさんも知っている。ルルドにも登っている。「懐かしい」と言いながら、喜んで帰った。

3 件のコメント:

  1. トマさん、フェイスブックで友人にトマさんの出るテレビ見てね!と広げました。
    私も15日を楽しみにしています。

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  2. NHKプラスでいつでも見ることができます(といっても8/16(日) 午前6:00 までですが)。NHKプラスは、パソコンをお持ちなら無料で加入できますよ。
    僭越ながら私の亡母と同じ生年でいらっしゃいました。その三つ上に亡父がいて、二人とも被爆者です。たったそれだけですけど。

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  3. がぶらってぃ2020年8月12日 11:16

    ディレクターの渡部祐樹さん、撮影の池田潤さん、他関係の皆さんに感謝し、これからのご安全を祈ります。

    写真の印象で恐縮ですが、ディレクターの渡部さんは、修練所にもなじみそうな雰囲気と見えました。
    撮影の池田さんとは再会だったのですね。撮影対象の魅力を引き出す絶妙な撮影アングルといい、空気感といい、トマさんと既に出会っていた方と知って納得できました。

    ガヨヴニチェックさんとの握手の写真は温かさに満ちています。コルベ神父のイノチの熱がトマさんに宿る、循環する、永遠の命のひとつ形が見えるようです。

    高来中学校での教育的関わりの場面からは、生徒達の中学生らしい態度にも喜びを感じました。落ち着いた学習環境が得られている公立中学なのだと、背景にある家庭の姿や先生達の指導も見えます。がぶらってぃの長崎と長崎人への信頼はますます高まりました。

    トマさんが「こころの時代」から広がるステージの広さを存分に楽しまれますように。良いことがたくさんもたらされると思います。

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