修道院での新年・夕食会です。高原修道士さんが写したので、全部で6人居ります。ワインで乾杯、サシミ、すき焼きでお祝いした。食べながら、私は、「教区の大山神父さまから年賀状をもらった。教区の神父さまから貰ったのは初めてだったよ。大山神父さまは今、黒島教会に転任している」と言うと、黒島出身の山内園長神父さまは「オー、そうか、よかったな」と、凄く盛り上って喜んでいた。話題は大山神父さまに及んだ。信仰・司牧に熱心な神父さまで、在世フランシスコ会員でもある。高校生のため問答式の要理の本を書いた。「あれは、いいね」「あのような問答式の説明は、信徒のために必要だ」など言葉が出た。大山神父さまは、黒島の前は黒崎教会にお勤めで、私の出身の教会でもあり、私の誓願金祝を黒崎教会でお祝いしてくださった。
★もう1つ、私は皆さんに知らせる事があった。大晦日の夜、自室の戸を「トン、トン」と叩く者がいる。「どうぞ」と言って、戸を開くと、隣の部屋の男性さんが、「今年は色々お世話になりました」と挨拶された。私は、びっくりして座っていた椅子から飛び上がって、戸に近寄って、「ご丁寧に、こちらこそ。お隣り同士だから仲良くしましょう」と、あわてて応じた。年末に、隣の人に挨拶する習慣は、これまで修道士には無かった。先を越された感じでした。すると30分ほど経つと、また「トン、トン」と戸を叩く。「どうぞ」と応じると、今度は、若い男性職員さんが部屋に入って来て、(畳代わりの)ゴザに、ヒザを折って、三つ指ついて(言葉は覚えていないが)「来年もよろしく」の意味を告げた。「これにも、びっくりしたよ」と修道院の皆さんに告げると、園長さんは「ハ、ハ、ハ」と手を叩いて喜んでいた。「男性職員は、わたしの部屋にも来たよ」と瀧神父さま。元日の朝、ミサから帰るなり、隣の男性さんに元気よく「新年おめでとうございます」と大きな声で挨拶した。こころ、すっきりです。
★楽しい語りの食事会だった。ただ部屋の温度が低く、体がブルブル震えた。ホームの自室に帰ると、温かい部屋で、「いまのボクには、ホームが慣れて、いいな」と思った。
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