★ずっと以前に、「日本26聖人」の映画を持って、松下修道士と2人で、ブラジルで上映会を開いた。移民の日本人や日系2世などのため、各地で上映して好評であった。お世話をしてくれたのが、松尾神父さまです。千六百Km離れた遠方から、24時間バスに揺られて、見に来た女性も居た。山脈で、老年の日本人司祭は巣箱にハチを飼い、「プロポリス」を生産していた。その司祭は、健在で、今もやっているという。
★その司祭と、若いシスターたちは、山あり谷ありの場所で、診療所や子供の家を建てて、病める者、貧困の子ども達の友となって奉仕の活動をつづけていた。小さな聖堂で、日本語のミサにあずかった。ふと祭壇の脇を見ると、ヒザの高さ程の木の板が立っていた。そこに刻まれた絵に目が釘付けになる。最初は、キリスト像に見えた。しかし、ジーッと見つめていると、それはキリストではなくて、人間の姿であり、私の姿であり、人間が十字架(苦しみ)を抱えている姿に見えた。

★ブラジルの山奥で発見した「この絵」は、今も私の心の中に残っている。松尾神父さまに、この絵のことは話さなかった。彼は又、ブラジルに戻る。司祭になって以来、ブラジル宣教に人生を捧げてきた。その業績は尊い。もう老境に入っている。健康に気をつけて、がんばってください。
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