「ブルーン、ブルーン」と、強烈な音をたてて、まわる。「やったぞ、おお、まわるぞ」。思わず、歓声。昭和初期のセンプウ機です。黒ずんで、なにやら、威厳がある。もともと有ったものを、この度、修理したら、回転するようになった。修理費が、44.100円。少々、割高だと思ったが、コルベ神父の時代の面影を残す、ということで展示した。もっともコルベ神父は、扇風機など使わなかった。犠牲する人でした。「回り方が激しいので、もう少し、やわらく回りませんか」と修理屋へ願うと、スイッチの箇所が特殊な装置になっていて、出来ないということだった。羽に、手を入れると、大変だ。指は切られてしまう。進入禁止の、離れた場所に、置くとしよう。★いま、イギリス王室では、赤ちゃんが生まれる。秒読み段階ということで、話題になっているが、先日、聖コルベ館に見学者が来て、イギリスのウエンストミンスター寺院の正面、聖像のなかに、一番、左の聖人は、マキシミリアン・コルベ聖人ですよ、と教えてくれた。携帯から、写真も見せてくれた。ああ、やっぱり名前も記してあった。20世紀の殉教者だ、そうです。★病気や、苦しみが有っても、修業して、仏像のように安泰なカオをしているのが、リッパか。あるいは苦しみ、痛みがあるとき、「痛いぞ」「孤独だぞ」と叫んでも、なおかつ、それを乗り越えていく、それが好いのか。難しい判断だが、後者かな。★ニンゲンの弱さのなかにも、神の偉大なチカラが示される、それが信仰と思います。
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