2012年7月5日木曜日

原爆の話を3度聞いた。またお願いしたい。できますか?

10年ほど前に、長崎・原爆資料館で、平和学習の語りべをしていた頃の写真です。昨日のことでした。「モシ、モシ、小崎さんですか。ブログを見て、電話を知りました。福岡で、公立小学校の教師をしています。もう何年も前に、別の学校に居たとき、修学旅行で小崎さんの話を聞きました。たいそう感動しました。3年つづけて指名して、話を聞きました。覚えていますよ。大きな絵を使って、紙芝居のように話してくれました。お母さんとの別れ、3人の女の子を看護して、とうとう亡くなって、棺おけがないので、タンスの引き出しに納めて、最後に荼毘にふした悲しい話や、見捨てた女学生に、10年後に再会した話など、今でもよく覚えています。今度、今の小学校へ来て、秋に修学旅行へ長崎へ行きます。また原爆資料館でお話しをお願いします」「ありがとう。覚えてくれて、嬉しいです。もう原爆資料館での話は引退しました。聖コルベ館では、健康に応じて、話をしています。殆どキリスト教関係の学校で、公立の中学校は、市内の学校に限ります。修学旅行での、ここでの話は、教会という場所がら、訪問するのは再考が要るでしょう。父兄の関係もあります」と告げると、「そうですね」と電話は切れた。それにしても、何年も前に語った被爆の語りを覚えて、電話をくださった女性先生に感謝した次第です。よくぞ覚えてくださった。うれしい。こんなことは珍しい。

4 件のコメント:

  1. 三橋 理江子2012年7月5日 11:01

    小崎様
    平和教育に熱心な先生が子ども達に、原爆の話しを聞かせたい!という気持ちとてもよくわかります。
    「17歳の夏」を拝見しましたが、私も直接小崎様にその当時の話をお聴きしたいです。
    活字にされたものからは伝わりきれない、生身の人間が語る言葉だから伝わってくるものがあります。その言葉を味わい、「人間」を考え、より深くより良く生きる力にしたい。政教分離の壁は高いですね。でも、その人を内面から生かす言葉(価値観・哲学・信念や信仰)がなければ、魅力がなく、社会を成長させる力となり得ないでしょう。
    偉そうに書いていますが、これは私の「信念」です。

    体調不良とのこと、早めの内科受診を希望します。

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  2. 小崎さんのブログには「珍しい」ってかかれている話がおおいです。ご自分で気づいていらっしゃるかどうか????

    これまでの長い修道生活において「珍しいこと」の素を仕込みながらお仕事されてきたことを感じます。

    私も、昨日同じ小教区にいる医師の卵にこのブログアドレスを教えました。また、遠くないいつかに「珍しい話」の一つとして紹介されることを祈って・・・

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  3. 私も小崎さんの紙芝居が大好きです。数年前、「十七歳の夏」を読んだことがあります。先日、ポーランド語版の「焼けたロザリオ」を読みました。今、もう一度、読んでいます。次々に日本語版の本文とポーランド語版の本文を読むことにします。福岡の女性先生の思い出は印象的ですね。写真はかわいい!

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  4. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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