わざわざ訪ねてくれる人を大事にしよう。ホームまで来てくれて、慰め、励ましてくれるのです。去年も来たが、今年も、来た。忘れないよ。長崎の「肥喜里(ひきり)」さん。珍しい名前だ。私を見て、「少し顔が丸くなった」と言う。
★個人タクシーで生活している。去年は、大きなスイカを何個も持ってきた。「スイカは、ないな」。その代わり、大粒のブドウを数個持ってきた。先日、大きな山梨のブドウが送られてきたが、それに匹敵するような大きさだった。笑いながら、「ブログは見ていますよ」と、かいつまんで、あれ、これ、私に聞かせて笑っている。
★肥喜里さんといえば、ナヨさんだ。諫早大水害のときに、有明海に流された。漁師の舟に助けられたが、ナヨさんは、不思議のメダイの信心家で、マリアのメダイを大切にしていた。救われたとき、肌着はなく、不思議のメダイだけが首にかかっていた。その助けた舟が、漁師さんの新造舟で、最初の漁の有明海で、生きた人間を釣り上げた。漁師さんは、非常に縁起がいいと喜んだ。こんな話は、人生に、そう有るものではない。そのナヨさんも、6年前に、86歳で亡くなった。肥喜里さんが、不思議のメダイをお棺に入れて、見送った。
★人生では、思いがけない、様々な奇跡が起こる。ナヨさんの話は記事にも書いて、忘れない私の信心の思い出の糧にしている。
★「いろいろ有って、大きくなって、育っていく。ごめんなさい。ありがとう。3回、ありがとうを言おう。それしか人生に、ない」
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