昨日の「コメント」に、「2月は霊名日、3月は誕生日、4月は復活祭と、お祝いがつづき、楽しみですね」と、あった。本当に、そう、です。修道院によばれて、ご馳走されたとき、帰りに言われた。「今度、霊名日(日本26聖人・トマ小崎)、だから、な」
★写真は、元日に、園長神父さまから「御とそ」を注いでもらった入江さんです。今朝、一緒に、入江さん、キリエさん、例の3人で入浴しました。
★朝、食事前、食堂の入口で、扉が開くのを待っていると、隣に座った入居10年になる女性が、「今年は、カンテンは、出なかったね」と、つぶやいた。なるほど。正月料理は、栄養師さんの計らいで、一通り出た感じがしたが、「カンテン」は出なかった。「カンテン」は、おいしい。よくぞ、女性は、細かく覚えているよ、と感心した。
★実は私は、修道院によばれた時、赤と、青のカンテンをおいしく食べていたので、「そう、ね」と応えただけで、後は黙して何も応じなかった。「食べる意欲のある老人は、長生きする」
★ホームに居て、寂しいのは、「他人から、何かを頼まれることが、ない。他人に、何か、与えることが、ない」ことです。
★入江さんは、年末に、私が、島原へ行った日、早朝から魚釣りに出かけた。ほかに、事務長さんと、隣の神父さんが同行して、入江さんの手配で、いつも本格的に漁船を雇って、天草灘で釣っている。「船に乗っているだけだから、楽だよ」と入江さん。両手を広げる程の大きな鯛を釣り上げた。満足して、新年を迎え、「御とそ」をいただいたわけです。92歳を迎える。入江さんとは、お互い、心が通じ合う一番の親友です。
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