2016年9月5日月曜日

ベトナム人の男性が、明るい表情で、訪ねて来た

1人の若者が自室に訪ねて来た。ベトナム人の男性です。東京の修道会の修学院にいる。夏の休みで、長崎へ来ている。
★両親はカトリック信者。兄弟が多く、日本へ来て、修学院へ入って、3年になる。日本語を勉強している。
★私は、彼を励ました。
★ベトナムのカトリック信者は熱心な信仰をもっている。朝、早くから教会へ行って、歌をうたって、祈りをして、ミサで、祈る。感心するよ。君が司祭になれば、両親や兄弟は喜ぶだろうな。両親も兄弟たちも、君のために祈っているよ。
★でも、君の進む道は険しい。これまでも、ベトナムから修学院へ入った人たちも、10人ほど居たが、司祭になったのは、2人だけだった。
★希望は捨てては、いけない。人間は、弱い。人生には、いろんな出来事も起こる。迷いもあろう。誘惑もあろう。落ちることも、失敗もあろう。
★それでも、神さまに信頼して、マリアさまの御助けを願いながら、君が、お祈りと、告白を守るならば、難しい困難の道も平坦になり、必ず解決していく。生涯、大切なのは、お祈りと、ご聖体と、告白です。自分にも、その経験があるので、弱い、迷う自分だったが、これまで修道士として残ることが出来たと思う。
★君にも、しっかり、やってほしい。希望をもってほしい。期待しているよ。

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