新聞で見つけた。珍しい発見なので、日記に載せた。右側は、現在、描かれている大天使聖ミカエルの絵だが、隠れキリシタン時代には、新聞のように描かれていた。日本風のイメージである。これを今日、取り上げたのは、実は、自著『西九州キリシタンの旅』に詳しく書いているからです。日本に、最初にキリスト教を伝えたのは、聖フランシスコ・ザビエルだった。聖人が鹿児島に上陸して、島津の殿様から初めて布教を許されたのが、9月29日の大天使聖ミカエルの祝日だった。(聖ミカエルへの信心は古く、9世紀から、この日に祝われてきた)。また聖人が生まれたスペインのザビエル城は、大天使聖ミカエルに捧げられていた。ザビエルは、日本にキリスト教が広まり、発展するよう聖ミカエルに祈り、日本の布教の保護者に定めた。★聖書によれば、大天使聖ミカエルは、神に反逆した悪の天使(悪魔)と戦って、彼らを地獄へ落とした軍の総帥と記されている。現在の、平戸のカトリック教会は、1931年、昭和6年に建堂されたが、大天使聖ミカエルに捧げられている。平戸や生月の信徒たちは、大天使聖ミカエルの信心を、大切にして、祈り、代々子孫に伝えていったのであろう。★人の心には、天使の声・勧めもあれば、悪魔のささやきもある。それに打ち勝つには、謙遜な祈りと、神への信頼が大切と思う。自分のチカラに頼ると、負けてしまうだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿