2019年4月29日月曜日

「教報」の1文、トマの人生を、よくぞ、まとめている。感謝

3月の下旬だった。1人の女性が自室に訪ねてきた。
★「カトリック長崎教区報の編集をしております。年に数回、『人』の欄を載せています。今度、小崎さんの話を聞かせてください」
★私も、これまで、沢山の人に出会って話を聞いて、そこに不思議な導きや、見守りを見つけて信仰実話を書いてきた。「今度は、書かれる番かな」そう思いました。人は、何を『体験した』で、何を語れるか。自分が実際に、乗り越えたこと、人生に必要なことを語る。そこから得たもの、いいところを伝えていく。
★女性は問うた。「日ごろ心がけていること、好きな言葉、忘れられない出来事など教えてください」。私は、普通に話しました。女性が聞いて、女性が書いてくれて、出来上がったのが、下の文面です。喜んで、有り難く拝見しました。それは、私の人生が、この文面に「詰まっている=凝縮されている」のを感じたからです。満足しました。
★なかでも、一番胸にひびいたのが、下から2段目、左側の、次の文章です。
★「被爆後20年間は病に苦しむが、37歳で初誓願宣立。『ミロハナ院長や濱田増治院長、修道会は見守ってくれた。修道士になって元気に働き、多くの出会いがあった』」
★この1文こそが、トマの根幹と思います。病気で弱い。使い物にならない。17歳で入って37歳、20年間ですよ。普通ならば出て行きなさい。それを修道会が温かく見守ってくれた。導いてくれた。忍耐してくれた。だから、こそ今が、ある。この1文に強く惹かれました。よくぞ書いてくれた、と感謝します。この全体の文章を大切に胸に納めます。

1 件のコメント:

  1. トマさーん 今日は雨が酷いですね〜
    朝から遊びに行った 息子たち どこに行っても混雑してて 早々と帰って来ましたよ(^^)
    教報に載ってるんですね〜しっかり読みましたよ〜(^^)息子たちも 毎日学校と家で祈ってますよ(^^)

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