★私は「ホームに入って5年半になる。日記を書くのが楽しみ。4月24日で丁度、丸10年になった。取材したテレビが、本当は別の日に放送だったが、この日にテレビに出た。これもお恵みだったと感謝している」と伝えた。放送は既に終わっていたが、1人の司祭が『見たよ』。1人の修道士が『録画している』と声をかけてくれた。
★「日記を書いて10年」のテレビ放送には感謝している。目をかけてくれた岩本彩(あや)ディレクターさんには、その取り組み方に感心した。2年前から日記は知っていたそうだ。ステントの入れ替えで入院したときも、彩さんは訪ねてくれた。病院に許可も取って、カメラを持参し撮影した。
★この度の撮影に当たって配慮したのが、教会内での撮影だった。今は自由に教会内部の撮影は出来ない。2週間前に、教区事務所の許可を取る手続きになっている。この度の撮影では、湯江教会と聖母の騎士の教会の2か所でも行なわれた。その都度、教区事務所へ許可を申請した。カメラの方から考えると、色々な手続きを得て、撮影を仕上げていく。大変な仕事だと感じた。
★ディレクターの仕事は、先ず撮影する当人に理解と愛情を持つことだろう。人と人との『つながり』があって、良い感動的な作品が仕上がる。日記は、パソコンには2012年から残っているが、それ以前の3年間は、パソコンには無い。2009年、10年、11年の3年間は、紙に起こして綴じた日記がある。「それも見せてください」と彩さんから頼まれた。徹底して努力を尽くす熱意に敬服した。
★10年間、日記を綴ってきて注目され、報道されて、何やら報われた気持ちがして、喜びは大きかった。ホームに居ても、この5年間に、出会い、祝い、勲章、新聞、テレビ、出版など、貴重な足跡があった。「生きている限り、いい思い出を沢山つくろう。それが幸せ」と改めて思う。
★放送の中で「おざき・ぶし」で書いている、とあったが「心にひびく言葉、手アカのついていない言葉、魂をふるわせるほどの、一句がほしい」
0 件のコメント:
コメントを投稿