2019年3月28日木曜日

菜の花が咲く希望の春だよ。トマさんにホンネの質問あり

トマ修道士への質問があった。
★「91歳で、毎日、ブログ、書いていますね。ご苦労さまです。よく続けますね。どんな気持ちで書いていますか。書き始めた動機は、何ですか」
★自分は毎日、書いているから、『ブログ』の呼び方は余り好かない。『日記』です。日々の生活に、人生を発見したい、気づくヒラメキを見つけたい、そんな気持ちです。喜んで読んでくれる人も居るしね。ボケないためにも。書き始めたのは10年前からです。新しい発見ですか?ありますよ。日記のおかげで、ホームに居ても沢山の出会いがあった。
★「トマ修道士の多くの出会いと体験から、振り返ってみて、短く表現する言葉があれば何ですか」
★それは、『生きるとは、孤独と出会い、愛といのち、これが人生』ですね。幼少の頃、両親に死に別れ、孤独になった。若い頃、結核を病み、孤独になった。修道士になって沢山の出会いがあった。コルベ神父を知って、お礼を求めない愛を体感した。いのちを貰った男性に3度会って、戴いた『いのち』の喜びと、『ジンクーエン=ありがとう』を言えなかった悲しみの『涙の重さ』が身に染みた。人生って、これですよ。
★「現在の目標と言うか、日頃、心がけていること、好きな言葉ってありますか」
★人と、争わないことですね。平穏心で生きたい。好きな言葉ね。『楽天知命』かな。天命を喜んで、受け入れる。その心境だね。
★「忘れられない出来事、信仰体験って、ありますか?」
★そしゃ、真っ先に、長崎の原爆だね。家に帰った5時間の体験。助けない。困難が来れば逃げる。仇なる人間は許さない。その後、病気を病んだ時にも、同じ心境が、グ、グッと、きた。コルベ神父の餓死牢に10度訪ねて、祈って、コルベ神父の助ける心。困難に遇っても逃げない心、憎きナチをも許す心、これを、あの場所で、体感して肌に染みこんで救われた。ナチの兵士は言ったよ。『チューリップのように枯れてしまえ』。だが、コルベ神父の『愛の花びらは、いつまでも枯れない』。愛が憎しみに勝った。
★「これから先、トマ修道士さんは、どのように過ごしたいですか?」
★腎臓からボウコウまで、管(ステント)が入っている。3、4か月ごとに交換する。これなくして生きていけない。トマにとって十字架だよ。そのため4月3日にまた入院する。痛みと、希望。自信とパワーを吐き出したいよ、日記で。我が老いは、どのように枯れるのか、日記に続けて、いつまでも記したいね。

1 件のコメント:

  1. トマさんの日記だーいすきだよ(^^)
    ココナより

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