長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年4月21日月曜日
突然の痛み。水ぶくれ。尋常じゃないぞ。治療に専念。
胸部の左側、脇の下あたりが、キリ、キリと、痛む。数日前から、その症状があった。「おかしいなあ。骨でも折れているのかなあ」。倒れた心当たりはない。痛みは、じょじょに激しくなる。弱音を吐かず、ガマンしていて、いいのか。迷っていたが、思い切って、午前中に、町のクリニックへ診察へ行った。お医者さんに、痛むところを見せるなり、「帯状疱疹です」と言われた。「え、えッ」と、あっけに、とられる。前に、1箇所、背中に、2箇所。赤く、ふくれ上がっている。老人になると、免疫が低下する。その反動で起こるらしい。点滴を打たれて、クスリをぬられた。「水ぶくれになって、つぶれて、液が皮膚につくと、広がりをみせる」。治療するように、告げられた。「ジンセイ、いろいろ有るが、それでも恵まれている。時には、痛むも、いいだろう。忍耐するしかない。わが身だ。いまを大事にしよう」★鹿児島からの女性が、色紙、3枚を買い求めてくれた。その中の1枚、梅の色紙です。「いろいろ有ったが、恵まれていた。だから今がある」。この句を選んだ。
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帯状疱疹!これは痛いですよね。
返信削除よく分かります。自分も2年前かかりました。
心中お察し致します。