修道士の名前の祝日です。トマ小崎少年。15歳。京都で捕らえられ、長崎まで護送されて、33日、歩いた。西坂の丘で、他の殉教者たちと共に、十字架にかけられて、ヤリで突かれてイノチを捧げた。「パライゾ、天国」と叫んだ殉教者の声。現代に生きる修道士は、お花をもらい、ケーキをもらい、何も貢献するものは、ない。殉教への道は、厳しい。ただ眺めているだけで、いいのか。今朝、思った。自分のジンセイを振り返る。原爆にあって、孤児となり、ポーランド人の修道者たちに救われた。コルベ神父の小神学校に学んで、修道士となった。そのとき、もらった名前が、「これ」だった。トマ小崎。昔の武士は、洗礼を受けて、キリシタンになると、霊名のトマは、登明と、書いた。「名前を貰ったお前は、殉教者のように、生き得るのか」「いいえ、いつも、ラクを求めようと、しております」「それで、いいと、思っているのか」「助けて、ください。導いて、ください。チカラを与え給え、ホントに、そう願います」「さあ、いっしょに、立ち上がって、進もう」。電気店の社長さんが、大きなランを贈ってくれた。3月半ばまで、咲いているだろう。昨年も貰った。もう、5、6年つづいている。ありがたい。本気にならなければね。ヤル気を出さねば、と思う。修道名の祝日が来るたびに、反省し、覚悟する毎年です。
小崎さん
返信削除修道名の祝日をお健やかにお迎えおめでとうございます!
昨年は西坂の殉教地に巡礼ができ幸いでした。
今日は日本二十六聖殉教者への
祈りと黙想をお捧げ致します。
トマさん、おめでとうございます。ケーキも花も贈りませんでした。ごめんなさい。大切な日なのに。
返信削除同じ日、わたしは、朝ミサにでかけました。
返信削除トマさんの指導にしたがいました。
別の場所から、同じことを祈りあうっていいよね~~
現代のトマさんとお知り合いになれたので、26聖人のトマさんに会いに広島県三原市にもでかけてみようとおもいます。