★一昨日、夕食を食べ始めると、下の歯がグラグラ。「これは、オオゴト、だ」。歯が取れて、食事と共に飲み込むかも知れない。食べるのを止めた。幸いに、昨日が歯科医院の予約の診察日になったいた。うまく調子が合っているのを喜んだ。予約の時間は午後4時だった。ホームの男子職員に、運転して送迎してもらう。歯科医院まで15分を要する。「グラグラの歯、取れないでしょうか」。レントゲンを撮り、グラグラの歯を麻酔をかけて抜いてくれた。歯が割れていた。根元の歯が未だ残っている。「そのままに、して、おいてください」。医院の滞在時間は1時間半かかった。夕食はホームで1人で食べた。カボチャの天ぷらもあった。
★以前に、老・修道士がつぶやいた。「死ぬのは、怖い。自分が無くなるからだ。怖いというのは人間の本能だ」。コゲたものを食べると、ガンになる。そう信じて、パンがコゲると、こすって落とした。その彼が亡くなって、もう何年になるか。いま誰も彼のことは考えない。「痕跡を残したい」。誰もが、そう思うだろう。コルベ神父は「自分が死んだら、自分のこと考えないでください。マリアさまのことだけ考えてください」と、セルギウス修道士に繰り返し言った。その結果、コルベ神父ほど痕跡を残した人はいない。それが不思議なんだな、ニンゲンの世界って。そこに、ニンゲンに、不可解な、不思議さ、希望を持たせる、意味を持たせる、生きさせる力がある。あるよね、それが・・・。