
長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年6月30日土曜日
自分だけで耐えるな。もっと偉大なチカラが支えてくださる

2012年6月29日金曜日
苦難があっても我が人生なり。耐えて、生きるしか、ない

2012年6月28日木曜日
地元の中学生たちが平和学習にきた。悪に負けるな。愛深くなれ
2012年6月27日水曜日
マンガはポーランドの西部の都市からの発行。なぜの疑問?

2012年6月26日火曜日
折り紙に似た人生。苦しみを体験しただけ、豊かな実りあり

2012年6月25日月曜日
パキスタンで奉仕する小児科医師の男性。愛の人になって下さい
2012年6月24日日曜日
出ました。ポーランド語で、焼けたロザリオ・マンガ

2012年6月23日土曜日
平熱になっても、耐えて寝ている。体力の低下が心配だ
熱は下がりました。今日も、あわてずに、休みます。忍耐が必要です。寝ていると、楽だが、体力が落ちるのを感じる。カゼを引くたびに、体力が落ちていくのか。それが怖い。昼間、聖コルベ館へ。スイカを食べる。「カゼ引いて、熱があるとき、食べると、身が冷えるぞ」の声もある。しかし食べて、水分の流れを良くしたい。「生きているのは、キツイこともあるが、イノチを与えられた。歩みを支えて下さる御方が居られる。まだ、まだ捨てられていない」。とにかく少量の熱でも、老人にとっては、骨身にこたえる。やっぱり体が正常でない。よく分かる。寝て、耐えるしか、ないのです。
2012年6月22日金曜日
老人の発熱は安心できない。用心に越したことはない
セキも出ない。タンも出ない。ハナ水も出ない。それなのに、ジワーッと、熱が出る。7度3分を中心に、少々、上がったり、下がったり。そういえば、昨日は雨が降っていた。背中が何となく肌寒いなあ、と感じていた。まあ、大丈夫だろう。そう思って、1日を過ごした。その夜から、熱が上がった。若い頃なら、少々熱があっても、生活には何ら差し支えがなかった。押し切れた。ところが高齢者・老人は、そうは行かない。1晩たっても、朝になっても、熱が下がらない。休んでいて、情けないよ。昼前、寝ているだけでは、良くならん。病院へ行って、クスリをもらおう。寝ているのが楽だが、行動を開始する。もらったクスリを夕方飲むと、悩んでいた熱が、スーッと、直ぐに、6度1分に下がった。「効き目のあるクスリだなあ」。あんまり効き過ぎるクスリは怖いな。もう飲むまい。
2012年6月21日木曜日
予約の診察日。「どうですか?」「ええ、まあ、出ています」
2012年6月20日水曜日
韓国から見学者。1月から6月まで、918人。皆さん熱心
2012年6月19日火曜日
珍しい客。バックの祭壇を作る。20年ぶりに来た。歳とったな
2012年6月18日月曜日
夜中に、また軟・結石が出た。ビックリだよ。助けてください
2012年6月17日日曜日
信徒発見の直系の冥福を祈る。息子は5代目になっている

2012年6月16日土曜日
座っていても、ドラマは生じる。見学者にコウサン

2012年6月15日金曜日
イエスの聖心の祭日。コルベ神父「マリアを通してイエスへ」
2012年6月14日木曜日
梅雨晴れの長崎へ。北海道から、夫妻の旅。初めて出会う人は?
午後から、しばらく自室で休んでいた私は、3時頃、聖コルベ館へ出た。夫妻は資料室の展示ケースに寄り添っていた。声をかける。3人は、ヒザ付き合せて、座った。なぜ、なんだ。私のカオは、ホホがふくらみ、エビスさんのようになった。自分でも、よく分かる。「ハッ、ハッ、ハ」と、愉快になって、夫妻に語りかけた。「お元気そうで。ああ、よかった。お元気ですね」。奥さんは、私の快活に安心したようだった。ご主人は、妻を、教会へ送り迎えの役目。そういう例はよくわかります。今度は夫が、「ハッ、ハッ、ハ」と笑った。
旅は、5日間という。外海へ行って、日曜日の浦上天主堂のミサで祈りたいと微笑む。遠い北海道から長旅をつづけて、目的の長崎へ来て、最初に出会ったのが、修道士だった。修道士の笑顔だった。そう思えば、なんと、出会いの微笑みは、大きな痕跡を残すことか。「小さな旅でも、大きな恵み」と主張してきた意味の深さを感じた。
ダンナさんが「写真、撮らせてください」とお願いしたから、好感が持てたのだろう。「長崎オラショの旅」「十七歳の夏」を買って、夫妻はルルドへ登って行った。夕べのロザリオのとき、夫妻を思い起こして、心に爽やかな風が抜けていた。★写真は、眼鏡橋に咲くアジサイ。
2012年6月13日水曜日
奇跡の聖人・パドアの聖アントニオ。信じる者はしるし伴う
2012年6月12日火曜日
マリアさま。お化粧をし直しました。「皆さん、イラッシャイ」

2012年6月11日月曜日
尿が、すんなり出ることが、カンシャだ。祈りでもある
これまで、どれほど「尿」で苦労したか。血尿した。真っ赤な尿が出た。血のカタマリがつまって苦しんだ。尿が、18時間、20時間も全く、出なくなった。そして今、ゆっくりと、すんなりと、何のためらいもなく、黄金色の健康な尿が出ている。尿が、出る。カンシャだ。いや、私にとって、祈りでも、ある。ああ、生きている感じが、みなぎってくる。尿が、平凡に出ること、当たり前と思うなよ。想像を絶するような、不思議な出来事が体内で行なわれて、イノチを支える河となって流れ出てくる。栄養を採取して、カスを水分に乗せて、排出するが、イヤ、イヤ、決してキタナイ水では、ない。キラ、キラ、輝く、イノチの流れだ。お医者さんから、「腎臓は1つしかないが、特別に、強いね」と言われた時は、これからも生きるぞというチカラが湧くのを感じました。
2012年6月10日日曜日
メロンが届いて、即、本人がやってきた。ビックリだよ
聖コルベ館で、仕事を開始する。最初に届いたのが、メロンだった。宛名から、お礼の電話をかける。出ないぞ。不在かな、と思った矢先、「ピン、ポン」と鳴って、お客さんが来た。この女性が、なんと、「あれ、メロンの送り主だよ」。メロンと共に、やってきた。そのタイミングに、ビックリだよ。メロンはありがたい。さて、会って話を聞いてみると、この女性が「日本26聖人のコンタツ」の信心者。ちょうど今、長崎では、日本26聖人列聖150周年お祭りを行なっている最中の3日間で、それを合わせて長崎へ来たのだった。「コンタツが、広まると、いいね」と、信心の援助をするのを誓ったのだった。★赤い玉が26個あり、それぞれ謝祷を唱える。日本26聖人が列聖されて、フランスで信心が始まった。日本では戦前、戦後、唱えられていたが、最近は知る信徒は殆ど居なくなった。残念に思う。★日本26聖人のコンタツのお問い合わせは、郵便番号321-4334栃木県真岡市八木岡477-39道脇幸子さん宛。ハガキで申し込みください。
2012年6月9日土曜日
やっぱり、いいなァ、聖堂の朝。恵みの朝だよ
朝、5時半に起きる。聖堂で、皆さんと一緒に、大きな声で、祈る。心底から、喜びと、やる気が湧いてくる。またイノチをつないだ。生かされたからには、何かの意味があるはずだ。怠けるな。定刻に、聖コルベ館を開ける。「さあ、いらっしゃい」★「アンタは、パウロたい」と、入院中、見舞いに来た女性が言った。「なんだよ。オレは、パウロじゃない。ペトロでもない。トマだよ」。すると女性が説明するには、「パウロは、主と共に有る人だが、一生涯、沢山の苦しみがあった。1つの苦しみを乗り越えると、また苦しみがくる。その苦しみは、すべて主に捧げたものとはいえ、苦しみは次から次へと来る。それと同じ、パウロといっしょたい」と言うのだ。恵みを、もらった。他に、愛を、人に与え尽くすことが出来る。他の人は、わからない。苦しみは、他に出さない。自分の苦しみは、他の人には分からないようにして、人に愛を与えていく。そんな人になりたい者です。
2012年6月8日金曜日
入院7日目。ゲンキに退院する
午前ちゅうに、早々と、退院しました。途中で、なじみの理髪店で、下車。「いつぞや、トイレを借りて、お世話になりました」と、サンパツをして、すっきりとなる。昼食は、修道者の食卓で、久しぶりに一緒。皆さんから、笑顔で喜ばれる。日記の読者の皆さん、お祈りと、ご支援はありがとう。★泌尿器科の主治医の高橋先生です。いつもお世話になっています。健康を預けています。笑顔が素敵なお医者さんで、親切な医療で好評です。患者と、お医者さんは、ツー、カーの仲がいいのでは、と思います。その人の暮らしがあり、歴史があり、人生がある。お医者さんは病気を診るのではなく、人間を診る。それが名医だろう。
2012年6月7日木曜日
入院6日目。治療終わり、もう大丈夫。
人間って、おもしろい。苦しい時は"今"だけを考える。胸が明るくなると、いろいろ"先のこと"を考える。明日(金曜日)に退院します。いのちのある限り、生き続ける。皆さんのご支援、お祈り、ありがとう。★東京から、1人、女性が見舞いにきた。臨床パストラル・カウンセラーの女性です。和やかなお顔をされている。女性は私のベッドに近づくと、最初に、こう言った。小崎さんは「人の、見る目を、養う、深いです」。ドキッと、したよ。私が騎士誌に、信仰実話を書いてきたので、そのことを言っているのでしょう。パストラルケアとは、病む人と、その家族、友人などの心、タマシイのケアを仕事にしているそうです。「大変な、お仕事ね」
2012年6月6日水曜日
入院5日目。良好です。あっと言う間に食べる病院食
「腎臓は一つでも強いです」とお医者さん。尿は正常に出ている。昨日の尿量は2.7リットル。病院から歩いて2分の千草さんが来る。ロザリオ3本、一緒に声をあげて祈る。皆さんに感謝。
★これが病院食です。腎臓食とかで、ご飯が、ちょっと、やわらかめ。最初は慣れなかった。牛肉と、サラダと、これだけで生きていけるのか、なあ。
★これが病院食です。腎臓食とかで、ご飯が、ちょっと、やわらかめ。最初は慣れなかった。牛肉と、サラダと、これだけで生きていけるのか、なあ。
2012年6月5日火曜日
入院4日目。出タ-ッ。ご聖体に養われて育ってきた
2012年6月4日月曜日
入院3日目。尿管の、ここが詰まっています。タイヘンだ
お医者さんが言いました。「2・3日、様子を見ましょう。あとの事は考えましょう」。退院は間近です。病気に耐える力がある。分かりました。
★お医者さんが描いて説明してくれた図です。腎臓の赤い部分は、若い頃、結核を病んだ場所で、石灰化しているそうです。腎臓に、やわらかい、結石がある。尿管の、赤い、矢じるし、ここが詰まっている。CTで、分かるそうです。
★お医者さんが描いて説明してくれた図です。腎臓の赤い部分は、若い頃、結核を病んだ場所で、石灰化しているそうです。腎臓に、やわらかい、結石がある。尿管の、赤い、矢じるし、ここが詰まっている。CTで、分かるそうです。
2012年6月3日日曜日
入院2日目
2012年6月2日土曜日
また尿が出ない。普通に出るなら問題はないのに
思い返せば、最初は血尿で、ボウコウ・ガンといわれた。3回、削り、BCGを8回入れて、4ヶ月で、ガンは消えた。あれから4年目に入る。ボウコウは収まった。今年になって、腎臓で苦しむ。結石が尿管を詰まらせ、尿が出ない。3度、入院した。普通の尿が出てくれれば普通に生活が出来るのに、1回、1回の尿に苦悶している。
昼になっても尿は出ない。午後3時に、泌尿器科へ電話をして助けを求めた。さあ、どうなるか、暗雲が立ち込めている。これまでご支援してくださった皆さん、お祈りをお願いします。
夕方、入院しました。苦しみをイエズス・マリアに奉げます。★2人部屋です。やっと落ち着いて、ホットしている姿です。「今年は、タツ年で、私の年で、ゲンキになると、期待していたのに、なあ」。ガックリだよ。
2012年6月1日金曜日
木曜日、金曜日の出来事。腎臓と尿のフワフワで悩む
《昨日(木曜日)の出来事です》
午前、高原修道士の介護で入浴する。午後になって、急に、尿が、また出ない。午後は悶々と過ごす。夕方になって、病院へ電話。「来てみてください」。タクシーで揺られる。料金が700円のところで、揺さぶった効果か、ボウコウにドカッと尿が溜まった。「これは、うまく、いったぞ」。途中、「運転手さん、あの床屋で止めてください」。行きつけの理髪店のトイレに駆け込んだ。客は居なかった。「ごめん、トイレ貸して」。床屋のトイレに、ボト、ボトと出た。シャレにならない。病院まで、タクシー料金は、2400円。看護師さんに、「出ました」と言えば、ニコっと。お医者さん、夕方だから診療外。待っていてくれた。超音波で調べる。「腎臓に、腫れは、ありません。帰って、様子を見ましょう」。夕食時に帰る。自室で、熱を計る。7度3分、微熱あり。夜中じゅう、微熱あり。尿の色が、ビール色。スッキリしない。朝まで微熱が残る。どこかに、炎症あるか、さあ、どうする?
《今日(金曜日)の出来事です》
普通に何事もなく生活しているのに、急に、ボットっと落とされる感じです。尿が普通に出れば何も問題はない。熱が7度4分。下がらない。尿がビール色。明日から土、日、になると病院は休診になる。正午まえに泌尿器科へ。採尿する。普通は紙コップだが、フタのついた硬いケース。尿の中に、米粒大のやわらかい、フワフワものと、小粒の黒い石が出ていた。このフワフワが尿管に詰まるらしい。超音波で腎臓の検査。「腫れていないから、様子を見よう」と、クスリを処方された。午後1時に帰る。午後は休んでいた。熱が8度まで上がる。ロキソニンを1ツブ飲む。夜中に、アセが出て、6度に下がった。

《今日(金曜日)の出来事です》
普通に何事もなく生活しているのに、急に、ボットっと落とされる感じです。尿が普通に出れば何も問題はない。熱が7度4分。下がらない。尿がビール色。明日から土、日、になると病院は休診になる。正午まえに泌尿器科へ。採尿する。普通は紙コップだが、フタのついた硬いケース。尿の中に、米粒大のやわらかい、フワフワものと、小粒の黒い石が出ていた。このフワフワが尿管に詰まるらしい。超音波で腎臓の検査。「腫れていないから、様子を見よう」と、クスリを処方された。午後1時に帰る。午後は休んでいた。熱が8度まで上がる。ロキソニンを1ツブ飲む。夜中に、アセが出て、6度に下がった。
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