長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年2月25日月曜日
誕生日が終わると、ステントを入れ替え。イノチをつなぐ
原爆で、行方不明になった母親は、「ほんとうは、ね」と言った。「あなたの誕生日は、2月の25日なのよ」「生まれた場所が、北朝鮮でしょう。日本から、遠い遠いところです」「外海の役場に届けるのも、遅くなったのね」。そりゃ、そうでしょう。昭和3年のことです。北朝鮮からは、手紙も届くのが遅かったし、電報、電話も、不便だった。洗礼をうけた日と、役場に届けた誕生日が違うのは、当時は誰にも有ることだった。「洗礼名は、大天使ガブリエルです。乙女マリアに神のお告げを果した天使です」。よく、この名前を付けた、珍しいと思いますよ。誕生のときの写真は、原爆にも燃えず、残った。「こんな時代も、あったんだね」。★遠い昔に生まれてから、今まで、よく生きてきたと思いますよ。先日、泌尿器科へ定期の診察へ行ったとき、お医者さんは告げた。「次の診察のとき、ステントの入れ替えをしましょう」「今は調子がイイのですが、やはりクダを入れないと、いけませんか」「入れていた方が、安心です。3月8日の午前中に、入院してください。午後から、手術しましょう。1泊、病院で過ごせば、大丈夫でしょう」★3月1日、誕生日。4,5,6日は、オバマへ。8日に入院します。★昨年の今ころは、尿が全く出ないで、四苦八苦。入院を繰り返していた。まだまだ生かされて、今日も、祈る。
小崎さんの洗礼名を初めて知りました。
返信削除聖母の騎士修道院に入る定めでいらしたのですね。
お写真、活発な可愛い赤ちゃんです。
お母様の愛情を強く感じます。
3月8日手術の成功お祈りしております。
昭和8年生まれの父も、本当の誕生日と戸籍にのっている誕生日が違うそうです。
返信削除受ける恵み、与える愛・・・
ありがとうございます。
肉筆、長崎言葉・・・・これからもこのブログ紙面をとおして私たちにお伝えください。
小崎さんの生き方がもっと身近にかんじられるようなきがしますから・・・