小崎登明の93歳日記

長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。                            生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。           毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳

2015年8月31日月曜日

これが絵てがみで描いたカキのスケッチです

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ヘタか、じょうずか、描くのは楽しい。残暑、お見舞いを皆さまに届けます。 ★父と母は、戦争の前に、出稼ぎで、長崎を出て、海を渡って、北朝鮮の奥地の町で、商売をしていた。人口、5万人の人に、日本人も多い。だが、日本人のカトリック信者は、わが家1軒のみであった。北朝鮮で生まれ、育...
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2015年8月30日日曜日

絵てがみを描きましょう。何がいいかな。カキ

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絵てがみの先生が来られるという。絵には興味がある。何を描きましょうか。悩むね。廊下で話をしていると、庭に柿がなっているよ、と教えられた。ああ、柿なら題材になるな。描いているところです。朝夕は涼しくなった。
2015年8月29日土曜日

登明の日記の読者に、こういう人もいる。驚き

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昨日、来た、美樹さん、哲(さとし)さんとの玄関でのお別れです。よくぞ訪ねて来てくれました。 ★「トマさんのことば」の小さな本よりの一部。「母につながり、神につながる。愛とは、つながりなんだよ」(5ページ)。 「人生、ひとことで表現するなら『孤独』でしょう。限りなく孤独。そ...
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2015年8月28日金曜日

訪ねてきた、2人。楽しい出会いが、そこにあった

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出会いとは、ふしぎなご縁だと思う。今年の1月だった。午後、ロザリオへ行くとき、教会の庭で、パッタリ出会った2人がいた。「小崎さんですか?ブログを読んでいます。会えて嬉しい」。握手をしただけで別れた。誰だったんだろう。 ★4月になった。女性から、手紙が来たので、返事を書いた。...
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2015年8月27日木曜日

コンラードさんへの問い。ありがとう、ジンクーエン

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教会の祭壇に飾られた生け花です。 ★昨日は、明子さんと「ありがとう」、「有り難い」の違いを話し合った。ありがとうは、言葉で言う。ありがたいは、気持ちが違う。感謝が入っている。ありがとう以上に、もっと、感謝している。何か、もらったら、すぐに、ありがとうと言うでしょう。ありがとうは、...
2015年8月26日水曜日

トンボの行方は?精密検査に出かける。慌しい日

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また、トンボが廊下に落ちていた。そーっと、羽をつかんで自室で写真に撮った。足も羽も動いている。窓をあけて、竹の「すだれ」へ、つかまえさせた。台風が来るからと、すだれをかたづけた。台風が去って、明るい空になった。「すだれ」は床に置かれたままである。あのトンボはどうなったであろう...
2015年8月25日火曜日

長崎へ診察へ。コンラードさんのコメント。見識の高さ

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昨夜は、台風が、熊本から北九州へ直撃しながら抜けて行った。今朝は、長崎へ診察に行く予定だった。雨は降っているが、風はおさまっている。「高原さん、どうする?」「行きましょう」。雨のなか、高原さんの運転で、長崎のヨゼフ・クリニックへ診察へ出かけた。「歩くと、胸がつまるんです」。心...
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自己紹介

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小崎登明
長崎市, 長崎県, Japan
長崎県在住のカトリックコンベンツアル会の修道士。コルベ記念館の館長を務める。ここでの活動の他に、原爆被爆体験の語りべ、平和学習活動にも取り組む。ホームページURL http://sites.google.com/site/tomaozaki/
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