1枚のハガキが届いた。
「テレビの『こころの時代』を見て、元気な小崎さんのお顔を見る事が出来、嬉しく思いました。トマさんから頂いた言葉『旅ゆけば、心耕す、出会いあり』『生かされて、今日も、祈る』の言葉を思い出し、日々、前に向かって歩んでいます」
「生かされて」は、度々使っているが、「心を、耕す」は、久しぶりに、思い出した。
「心を、耕す」の言葉を教えてくれたのが、公立小学校の女性教師だった。
★長崎・聖コルベ館には、カトリックや、他のキリスト教の学校の修学旅行生たちが、多く来ていた。その中で、公立の小学校が、来たいと言う。「ここは、カトリックの教会ですよ」と念を押したら、それでも「来たい」と先生は言う。
そして教えてくれたのが、「心を、耕す」だった。「価値ある出会いは、心を耕し、生涯、思い出として残ります」。保護者にも理解を求め、先生が下見にも来られた。
★トマは、旅人に、「旅には、3つの意味がある」と伝えている。
➀本物を見る。教科書や、本で、学んだ箇所の、実物に接する。これが大事。②地元の人との触れ合い。地元の食材・料理を食べながら、地元の人と語り合う。これも思い出になる。③自分が変わる。旅によって、自分の生き方に何かの味付けをする。これも大切だろう。
その意味で、「旅ゆけば、心、耕す、出会いあり」
★あの小学生たちの感想文が、すごかった。「人が喜び、幸せになるように、自分の幸せを分ける」「がまんすることで、自分を成長させ、幸せ、喜びを分かち合う」「平和の見方。平和とは、生きているものを大切にし、物を粗末にしないこと、鉛筆や消しゴムから大切にします」
★トマよ、お前は、あの時、シャンと、立っていたか。
「心を、耕す」とは、心を「平和」にすること」だった。
みずみずしいブドウと、心耕す旅の芳醇さが
返信削除ぴったりと思います。
どこにあっても心は自由に旅ができるもの
ではありますが、動物でもある人間は、
やはり移動して体感し、より深く学んでDNAに
刻んで進化したいのでしょう。
今は、感染症の問題で、旅が不足しています。
こんな中でも、トマさんの日記は、
がぶらってぃにとっての旅です。
インターネット上の巡礼です。
はっきりわかりました。
今日もジンクーエン。