東京のシスターが訪ねてきた。五島の久賀島(ひさがじま)の先祖について調べている。「久賀島出身のフランシスコ中村安五郎修道士さんの、何か、遺物はないですか?」の問いだった。
★中村安五郎修道士は、今年の2月15日、このホーム聖フランシスコ園で、93歳の生涯をとじた。コルベ神父が長崎に滞在中に、長崎の聖母の騎士に入った修道士だった。そのとき、わたしはホームに居たので、中村安五郎修道士の遺品を3点自室に飾っている。
★シスターは突然に現われて、安五郎修道士の遺品を欲しいという。久賀島に、資料館を作りたいので、そこに展示したい、との願いである。シスターが訪ねてきたのに負けて、大事な遺品「ロザリオ」を差し上げた。喜んでいるシスターです。
★シスターを案内して、連れて来たのは、愛野カトリック教会のポーランド人のブリ神父さんだった。ブリ神父さんの心も伝わってくる。大事な、大事な、フランシスコ中村安五郎修道士の遺品だが、有効に展示されることを願いつつ、シスターに手渡した。
★この日、朝の食事もしないで、早々と、長崎のクリニックへ診察に出かけた。昼前に帰ってきたが、シスターとブリ神父さんが待っておられた。あと、2点、持っている。それは、簡単には渡せなかった。久賀島に、どんな資料館が出来るのか。楽しみにして、期待している。
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